8月8日、福島市のA・O・Z(アオウゼ)で「家の光クッキング・フェスタ」が開催されました。
福島の農家のみなさんが大切に育てている食材を地元の方においしく食べていただきたいと「地産地消」を学んだり、
試食会、NHKきょうの料理・3分クッキングでおなじみの田口成子先生の講演会が行われました。
人は住んでいる土地でとれる食べ物を知恵と工夫で大切に食べるのが健康の元だそうです。
ですが、いまの福島県では食の安全性に不安を持たれている方が多数おられます。
その不安を取り除き、安心して食べてもらえるよう、食の安全性への取組みの説明や福島の食材のおいしい食べ方も紹介されました。
JA新ふくしま管内の120名が参加しました。
参加した理由を伺ってみると、「田口先生のお料理に興味があったので」「知っているようで知らない福島の農産物をもっと知りたい」「風評被害で福島の食べ物は危険と言われているが、現実を知りたい」などとおっしゃっていました。
まずはJA新ふくしま 斎藤隆営農部部長が、「福島市の食の安全性について」JAの現状や取組みについて説明されました。
そしてお楽しみの試食会 「福島の旬を味わう」
この日のメニューは、田口先生が考案されたレシピで、JA新ふくしま女性部ふれあい市グループの皆さんが前日から田口先生指導のもと調理されたそうです。
【メニュー】
*コーン入りごはん
*鶏肉のソテー・夏野菜ソース
*かぼちゃのコロッケ
*きゅうりとブロッコリーのナムル
*ゆうがおのみそかけ
*ミニトマトの桃ゼリー
*伝承料理~みそかんぷら
試食された参加者に感想を伺うと、「鶏肉のソテーの野菜のソースがみずみずしくトマトとの相性が良かったです」「きゅうりとブロッコリーのナムルは、どちらも単品で食べる事が多いので、このような組み合わせは考えた事がなかったです」「どれもうす味で素材の味がよくわかりました」などとおっしゃっていました。
試食会の後は、田口成子先生の講演会です。
テーマは「美味しく食べて、体を整える」
美味しいものは美味しいと声に出し、バランスのよい食事をして健康になりましょう。
作る人・食べる人がもっと近づき興味を持つと食べ物に感謝するようになり、作る人の気持ちがわかるようになります。
日本の農業をもっと大切に。
参加者のみなさんに声を掛け、とっても気さくで素敵な方でした。
「私に出来る事は何でもしたいと思っています。応援してます。頑張って!」とおっしゃっていました。
その後行われたビンゴ大会では福島の野菜が大当たりしてしまいました。ありがとうございました。
【試食会のメニューから】 *コーン入りごはん*
材料(4人分)
・米・・・・・・・・・・・・・2合
・とうもろこし(正味50g)・・・大1本
・塩・・・・・・・・・・・・・小さじ2/3
作り方
1)とうもろこしは、皮をむいて洗い、粒を包丁でしごき取る。
2)米は洗い、ザルに上げ、炊飯器に入れ、分量の水を入れる。
3)塩、とうもろこしを入れ混ぜご飯を炊く。
炊いてる時のコーンの香りがたまらないそうですよ♪お試しくださいね♪