Clik here to view.

Image may be NSFW.
Clik here to view.
Image may be NSFW.
Clik here to view.
2014年1月16日
会津若松市北会津町の農業生産法人「すとう農産」さんでは、アイガモ農法でお米を作っていると伺って興味深く思い、取材をさせていただきました。
初めて「すとう農産」さんを訪れたのはちょうど田植えが終わった頃。稲が伸び始めた時期にアイガモを田んぼに放すと伺いました。
6月の中旬、「アイガモを放しますよ」との連絡をいただき、いそいそと出かけていきました。
可愛く育ったまだ小さなアイガモを近所の幼稚園児たちが田んぼに放していきます。
Clik here to view.

Clik here to view.

このアイガモたちが雑草や害虫を食べてくれるので、無農薬でお米を栽培することができるのです。
そして、その糞は稲の肥料にもなります。
稲の成長とアイガモの成長はちょうどバランスがよく、小さな身体のアイガモが稲の合間をぬって害虫を食べていきます。
Clik here to view.

そして、常に脚で泥を掻き回しますから田の水が濁り、雑草が生えにくくなり、稲の根が伸びやすくなるそうです。
アイガモが大きく育ち、稲を踏み倒しそうになる頃には稲も丈夫に育っているので、稲刈りが近づいた頃にはアイガモは田んぼから引き揚げられます。
大きくなったアイガモは稲穂を食べてしまうので別の場所に移したりなどと大変なこともあります。
その後、アイガモ農法の副産物として、アイガモ肉があります。
アイガモはアヒルとマガモの掛け合わせなので、野生には存在しない生物です。
生態系を崩してしまうことになるので、野生に戻すことは禁止されているため、食用にされます。
田んぼの中に放され、自由に動き回り、餌にこだわって育てたアイガモ肉はとても柔らかくて、脂身も甘味があるのが特徴です。
コクがあるのに特有のクセがないアイガモは、アヒルとマガモの、双方のよさを兼ね備えているので美味しいのだそうです。
アイガモ米と共に、12月頃からはアイガモ肉も販売されます。
Clik here to view.

アイガモ肉スライス 200g 945円
どんな味が食べてみたくなり、購入して、鴨南蛮蕎麦を作ってみました。
スープのコクと、肉の甘味がとても美味しかったです。
Clik here to view.

Clik here to view.

今回、年間を通して取材させていただいた、(有)すとう農産の須藤社長です。
モットーは「『いのち』を見つめて、食べる人の身になって安全なものを生産していくことです。」と話してくださいました。
Clik here to view.

Image may be NSFW.
Clik here to view.
(有)すとう農産
【住所】会津若松市北会津町和泉470
【TEL】0242-59-1021
【営業】8:00~18:00 定休日:年中無休
【URL】http://www9.plala.or.jp/sutou-nousan