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手間暇かけた自然薯(いわき市)

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手間暇かけた自然薯(いわき市)

浜通り

手間暇かけた自然薯(いわき市)

2013年12月25日

今回は、スタミナ満点の「自然薯」をいわき市遠野町で栽培する雲藤(うんどう)武夫さんにお話を伺ってきました。
 
自然薯とは、ヤマノイモ科のヤマノイモを指し、栄養価がとても高く、粘りが強いことが特徴です。また「ヤマイモ」とも呼ばれています。
 
自然薯は栽培がとても難しく、高温や雨に弱く常に気を配る必要があるそうです。また、センチュウという虫やウイルスの害にも遭いやすく、土を無菌状態に近づけるために、毎年土の入れ替えも行わなくてはなりません。
土は遠野町の山のものを使っており、サラサラで水はけが良く、弱酸性であることから、自然薯栽培に大変適しているそうです。
 
収穫は、11月~4月中旬に行われます。20センチ程の深さのところに埋まっており、自然薯に傷を付けないように細心の注意を払って掘り進めていきます。

自然薯 収穫前の畑

写真は収穫前の畑です。
 
畑の中にはグレーのシートが敷いてあり、自然薯はシートに沿ってまっすぐ生育していきます。シートは4層に重なっており、土の中は自然薯のマンションのようになっています!

シートを引っ張ると、中から自然薯が出てきます。

自然薯の収穫
自然薯の収穫

このような栽培方法を取るには、理由があります。
シートを敷いてその中で栽培をすると病気にかかりにくくなるということ、そして、まっすぐ生育させることができるからだそうです。
特に、遠野町の自然薯は贈答用に用いられることが多いことから、形が良いものを栽培する必要があります。
また、大きすぎても小さすぎても味にバラつきが出てしまうことから、なるべく均一な大きさのものを栽培するように心掛けているそうです。

収穫の時期が終わると、土を入れ替え、苗を植えていきます。
苗はつるを伸ばし、夏になると緑色のカーテンができあがるそうです。
そして、自然薯はつるから養分を取り、身を大きくしていきます。
 
秋になると葉は枯れて、収穫の時期に入ります。
このように自然薯は1年を通して、手間暇がかかる作物なのです。

自然薯
雲藤武夫さん

今回お話を伺った雲藤武夫さんです。
 
「自然薯は土の中にあって、収穫するまで姿が見えないからこそ楽しみがある」と教えてくださいました。
 
毎年、収穫が一番ワクワクする作業なのだそうです。

また、雲藤さんの作る自然薯は、いわき市遠野町にある「とろろ屋半兵衛」さんで食べることができます。ご飯にかけるだけでなく、色々な食べ方で自然薯を提供してくれるお店です。
直接購入したい方は、雲藤さんに電話で連絡をして頂くと郵送することもできるそうです。
 
風邪をひきやすいこの季節、おいしい自然薯で力を付けて乗り切りましょう!

今回お伺いした場所

雲藤武夫さん

【電話】0246‐89‐2645


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