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3年ぶりのあんぽ柿

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3年ぶりのあんぽ柿

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中通り

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3年ぶりのあんぽ柿

2013年12月12日

12月2日、JA伊達みらい梁川選果場で「伊達地方あんぽ柿復興・再生!出荷再開式」が行われました。
 
あんぽ柿は、主産地の県北地方において原発事故の影響で生産・加工を自粛していましたが、樹体洗浄や強剪定といった除染作業、安全な原料柿を確保するための何千点もの幼果検査などの対策や努力により、「加工再開モデル地区」で3年ぶりの加工・出荷が再開されました。

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「あんぽ柿」
とってもかわいいネーミングだと思うのですが、名前の由来は、皮をむいた柿を天日に干すことから「天干柿(あまぼしがき)」 と呼ばれ、それが明治時代に「あんぽ柿」と呼ばれるようになったといいます。
渋い柿を干すことで 甘くなることを意味する「甘干柿(あまぼしがき)」から「あんぽ柿」となったとも言われています。

知事をはじめとする関係者の方々からの祝辞の後、再開を祝うテープカットが行われました。

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その後、柿をつぶさなくても放射性セシウムを測定出来る検査機器による全量検査が公開されました。

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一箱約80秒ほどで検査が終了。基準値を下回っていることが確認されると機械で検査済みを示すシールが貼られていました。

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あんぽ柿の試食会

試食会では平核無(ひらたねなし)と蜂屋(はちや)が用意され、3年ぶりのあんぽ柿を堪能。
 
私も貴重なあんぽ柿をいただきました。
平核無(ひらたねなし)は、ふわっとしていて甘味が濃くてやわらかく、ジューシーでゼリーのようです。
蜂屋(はちや)は、表面は歯ごたえがありしっかりしていてドライフルーツのようで、中身はとろりとしています。

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皆さん、あんぽ柿を食べると自然と頬が緩み、笑顔になっている様子でした。
 
お話を伺うと、
「やっぱり美味しいですね。蜂屋は子供の頃から食べていたので、懐かしい。」
「高級な生菓子のようですね。福島のブランド品を守っていきたいです。」
との声がありました。

ふくしま農業PRサポーターのフラガールのお二人が応援に駆け付けられました。
 
「私たちがお手伝いさせていただく事で少しでもみなさんの力になれれば嬉しい。美味しいあんぽ柿を小さいお子さんにも食べて欲しいです。」とのこと。

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ふくしま農業PRサポーターのフラガール

まだ加工自粛が続く地区の農家の方々も3年ぶりのモデル地区の生産再開に希望の光が見え、「来年こそは!」と生産意欲が湧いてきているそうです。

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あんぽ柿
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今年は出荷量も少なく、風評の影響など不安もあるそうですが、待ち焦がれていたお客様にお届け出来ることが何より嬉しいですね。


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