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「お米」です。
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2013年11月1日
日本は「瑞穂(みずほ)の国」とも言われます。瑞穂とはみずみずしい稲穂のこと。その瑞穂がたわわに実る豊かな国“日本”。
まさに「米」は日本の礎とも、あるいは“そのもの”であるといえるかもしれません。
日本全国各地から本格的に新米が皆さんのもとへ届くこの時期、もちろん福島県からも続々と新米が出荷されています。
福島県は収穫量も日本トップクラス。
※農林水産省「農林水産統計:平成24年産水陸稲の収穫量」
さらにその食味の高さも特筆すべきものがあります。
毎年、一般財団法人 日本穀物検定協会が発表している“米の食味ランキング”では浜通り・中通り・会津地方すべての地域において、コシヒカリ・ひとめぼれ共に品質が良いとされる「A」ランク。
とくに会津のひとめぼれは最高級ランクの「特A」を誇っています。
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東日本大震災とそれに伴う原発事故は福島県の米の生産においても暗い影を落としました。
しかしその状況からの復活を期して福島県では、「基準値を超える米は絶対に流通させない」「消費者が安心できる米の出荷体制を整えて、理解を得ていく」ことをめざし、徹底した検査に取り組むこととしました。
それが、収穫後のすべての県内産米を検査し、放射性セシウム基準値を超える米を流通させない「全量全袋検査」です
出荷前にすべての米を検査する「全量全袋検査」は 、世界で初めての取組みです。
そしてその結果を「ふくしまの恵み安全対策協議会」のHPにて公表しています。
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平成24年産米の検査件数は実に一千万袋を超え、99.9993%が基準値以内であることを確認することが出来ました。
そして残念ながら基準値を超えてしまった0.00069%のお米も、流通しないよう隔離することが出来ました。ですから、皆さんのお手元に届いているお米は安心・安全であると自信を持ってお伝えすることができます。
この「ふくしまの恵み安全対策協議会」にはたくさんの方々が携わっています。
生産者団体、流通事業者団体、大手小売事業者、消費者団体及び福島県などで構成されているのです。
つまり、ここまでの体制を整えることが出来たのは、生産者・流通・販売・消費者・行政といった福島県の食に携わる人々が一体となり重ねたたゆまぬ努力と、それをサポートしてくださった県内外の方々のお力によるものなのです。
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25年産米の全量全袋検査も着実に実行されていますが、福島県ではこれからも安全対策を徹底し、その取り組みを真摯に情報発信し、みなさんの安心につながるような試みを続けていきます。
(記事:コッシー情報員)