今回は7月13日と14日に戸越銀座にある「銀ちゃん物産シアター」で開催された
こおりやまうまいものフェアへお邪魔しました。
こちらのイベントでは、郡山市のキャラクターである、「がくとくん」も参加してくれていました。
ちいさなお子さん達にはもちろん、大人にも大人気。
「がくとくん」と一緒に参加してくれていたのはミス郡山の青柳晃奈さん。
物産展に華を添えます。
このイベントで、ものすごく売れていたのは「おにぎり」です。
郡山産ブランド米の「あさか舞」を使ったおにぎりで、たらこ、うめ、こんぶ、さけ、の4種類。
ちょっと席を外した20分程度で、あっという間に売れてしまっていました。
人気の秘密を、郡山市農林部農政課の菅野晃一さんに伺いました。
ここ戸越銀座でのイベントは今回が4回目。
戸越銀座にあるお米屋さんが、郡山のブランド米「あさか舞」を取り扱ってくださっていて、
その方のお声がけで、物産展を開催するようになったとのことでした。
ふくしま県産のものというと、まだまだ放射線の影響をイメージされる方も多いと思っていたら、
4回のイベントではリピーターの方もいらっしゃるほど、「あさか舞」は人気が出ました。
菅野さんは、
「イメージがついてしまっているのは仕方がないところがあって、やれることをやるしかない。
郡山で生産されたものだけではなく、ふくしま全体を盛り上げることができるように活動していくしかないんだ。」
と、おっしゃいます。
その結果のひとつが、「あさか舞おにぎり完売」なのだと思いました。
・・とはいえ、いくら良い商品でも黙っていては手に取ってもらえません。
そこで活躍されていたのが、同じく郡山市農林部農政課の阿部さんや周りのスタッフでした。
阿部さんはマイクパフォーマーとして、道行く方々に、ふくしまの素晴らしさを伝えながら、
あさか舞おにぎりの美味しさをたくさんの人にお届けするきっかけとなってくれました。
はじめこそちょっと恥ずかしそうな印象でしたが、あっという間に慣れていき、
地元戸越銀座の方々と、マイクを通じてコミュニケーションをとっていました。
ひとりひとりの、このような地道な活動が、
少しずつふくしまの復興につながっていくのだろうと心から感じました。