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「花豆パイ」が完成しました(下郷町)

南会津郡下郷町から「花豆パイ」が新発売されました。
お披露目会が「道の駅しもごう」で開催されるということで、取材させていただきました。

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この「花豆パイ」は下郷町の特産品である、「花豆」を使った6次化商品スイーツです。
材料の花豆は下郷町戸赤地区の農家さんが栽培しています。

戸赤地区は3分の2以上が高齢化世帯となってしまった、戸数20の小さな地区です。
標高600メートル以上あるこの地域は、花豆栽培にとても適しているそうです。

「花豆」を生かした製品を誕生させようと「戸赤村づくり実行委員会」を中心に、8年がかりで取組んできました。
そして、豆の専門店「株式会社おくや」さんと出会い、「お菓子のヤマグチ」さん、「有限会社餡のおおすか」さんの協力を得て、「花豆パイ」を完成させることが出来たのだそうです。

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下郷町町長さんのご挨拶の中でも、この「花豆パイ」の誕生が、地域の活性化につながることを期待していると、
述べられていました。
そして、多くの人の思いを込めた「花豆パイ」の完成を心から喜んでいらっしゃいました。

「株式会社豆のおくや」さんは「農家の方が自分が作った豆を誇れるようなお菓子を作りたかったんです。」
と語ります。

戸赤村づくり実行委員会の方のお話では、花豆パイ用の花豆を生産するようになってから、
農家さん同士励まし合ったり、競争したり、皆さんが生き生きと過ごしているそうです。

「花豆パイ」の生産に携わった方々はそれぞれの思いをとても理解し合い、
互いの為に一生懸命がんばるという姿勢が感じられました。

この相手の思いに応えるという精神が素晴らしいですね!

さて、「花豆パイ」のお味ですが、とても贅沢な味です。
大きな花豆が粒ごと入っています。餡の中にも花豆が練りこんであります。
流石、餡づくりの名人と呼ばれる「餡のおおすかさん」です。
皮のパイは「お菓子のヤマグチ」さんが手焼きで焼き上げています。
焼き色が絶妙だと、皆さん感心されていました。

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現在のところ、1日に500個が限度だといいます。
そのようなわけで、現在のところ「道のえきしもごう」、「下郷物産館」、「大内宿 そば処 こめや」での販売に限られています。

お披露目会でお会いした、戸赤地区の農家さんが、「花豆の花は赤くて綺麗なんだよ。2週間くらいは咲いているから
見に来てごらん」と声をかけてくださったので、是非、「赤い花」を見に行きたいと思っています。

 

道の駅 しもごう
【住所】福島県南会津郡下郷町大字南倉沢字木賊844-188
【営業】4月~11月:午前8時から午後6時まで  12月~3月:午前8時から午後5時まで  【休日】12月31日、1月1日
【TEL】0241-67-3802

下郷町物産館
【住所】福島県南会津郡下郷町弥五島道上3177
【営業】4月~11月:午前8時30分から午後5時15分まで  12月~3月:午前8時30分から午後5時まで
【TEL】0241-67-4433

大内宿 そば処 こめや
【住所】福島県南会津郡下郷町大字大内字山本16-3
【営業】午前8時30分から午後5時まで 【休日】無休(12/10~3/31の期間は不定休)
【TEL】0241-68-2926

製品に関するお問い合わせ先
戸赤村づくり実行委員会STO
【住所】福島県南会津郡下郷町大字戸赤字林下191番地
【TEL】0241-67-2020


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