3月7日(木)、いわき合同庁舎にて第2回「いわき地域産業6次化ネットワーク交流会」が開催されました。
いわき地域産業6次化運営会議(事務局:福島県いわき農林事務所・福島県いわき地方振興局・福島県水産事務所)主催によるこの会は、風評に悩まされているいわき地域の農林水産業の復興を、地域産業6次化により目指すことを目的としています。
まずは平成24年度の代表的な取組事例の紹介。事業者間で連携した新商品の開発・販売例、
県による補助制度や販路拡大支援例などが説明されます。
続いては「いわき6次化産品試作プロジェクト クラスター分科会」コーディネーターの橘あすか氏による報告。
昨年10月から行われている分科会での検討・協議の結果、製造が決定した「いわきのほっこりジェラート」の開発経緯、試食アンケートの結果、パッケージデザインのコンセプトなどを説明、試食も行われました。
製造するジェラートは福島県オリジナル品種の米「天のつぶ」の日本酒と酒粕を使用した品と、
いわきの特産品である梨と醤油が組み合わされた品の2種類。
どちらも素材の風味豊かな味わいで、発売が楽しみです。
そして、福島県ハイテクプラザ会津若松技術支援センター主任研究員の高野剛氏が、
県産品加工支援センターの取り組みや支援事例を紹介。
続いて副主任研究員の高橋亮氏による「天のつぶ」を用いた試験醸造結果についての報告がありました。
酒造用米としての適性を判断するため原料処理(精米・洗米・浸透・蒸きょう)から、
製麹、醪、製成酒に至る工程について検討を行った結果、いくつかの懸念点はあるものの上品な香味を有し、
軽快でキレのある酒質に仕上がったそうです。
こちらも完成が楽しみです。
開発商品展示交流会ではアグリ物産、とまとランドいわき、ゆうゆうファームの方が、
それぞれの商品の開発経緯や特徴、アピールポイントを説明。
合計7生産者の開発商品が展示され、試食や興味深げに説明を聞く方々で賑わっていました。
農商工が連携し新たな地域産業を創出するべく、6次化ネットワークは広がりをみせています。
次のステップへ歩んでいる福島の姿を感じる事のできた交流会でした。