福島市(旧飯野町)では2月23日から3月10日まで第6回飯野つるし雛まつりが開催されました。
何度も車で通りながら眺めていましたが、ようやくつるし雛めぐりをすることができました。
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商店街の店先や展示会場にはつるし雛が飾られ、休憩所でスイーツをいただいたりしながらのんびりと散策したり、
土日には民話茶屋が開かれていました。
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かわいらしい作品から辺り一面つるし雛に囲まれ圧巻な作品、様々な種類のつるし雛が楽しめました。
さて、本来の目的地である佐々木千栄子さんのお宅にお邪魔しました。
飯舘村から飯野地区に避難し、どぶろく造りを再開された千栄子さん。
初めて会ったにもかかわらず、あたたかく迎えてくださいました。
つるし雛まつりには飯舘村から避難されている方々の作品のコーナーが設けられ、千栄子さんの作品も展示されていました。
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震災前は、朝採りの野菜や山菜・きのこやどぶろくを振る舞う農家レストラン「気まぐれ茶屋 ちえこ」を営業していました。
開店当初は、なかなかお客様に来てもらえなかったそうです。
岩手県のどぶろく特区を知り、飯舘村の「村おこしの役に立ちたい。」という思いと、
「たくさんのお客様に飯舘村に来て、新鮮な食材を食べてもらいたい。」という思いで、
どぶろく特区の許可取得に奔走する毎日が始まりました。
福島県ではどぶろく特区の前例がなく、許可は個人ではなく村が取得する必要があります。
特区になれば、酒税法上決められた量以下の少ない量でも生産が認められるそうです。
当初反対していた村役場を説得し、平成17年どぶろく特区第一号を取得しました。
取得までは1年がかりで、大変な苦労だったそうです。
その後は、講習会で造り方を学び、翌年からどぶろく造りを始め、試行錯誤の末に「どぶちぇ」が完成しました。
「どぶちぇ」は「どぶろく+ちえこ」から名付けられたと思われるそうですが、
ロシア語で『みんなで楽しくお酒を飲んで盛り上がる。』という意味だそうです。
評判も良く、口コミが徐々に広がっていき、お店の経営がやっと軌道にのってきた頃、震災が起きてしまいました。
震災後に旦那様を亡くし、失意にくれていましたが、
喜んでくれたお客様の笑顔や言葉を思い出し、また、息子さんの助けもあり、再開しようと思い立ちました。
どぶろく特区の許可は村が取得しているので、避難先では難しいのですが、特例で認められ、
平成23年6月にどぶろく作りを再開しました。
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「どぶちぇ」は、ペットボトル500ml入り1050円、1L入り2100円。
贈答用に同じどぶろくをビンに入れた「白狼」は720ml入り1600円。
飯舘村にある山津見神社の守り神「白狼」から名付けたそうです。
千栄子さん手作りのカゴやお友達が作られた携帯ケース、名刺入れなどいただいてしまいました。
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笑顔が素敵で、穏やかで、また会いに来たいな~と思わせる方でした。
飯舘村でまた「気まぐれ茶屋ちえこ」が再開されたなら、
「千栄子さんのごっつぉう食べに行ぐがんない!」
気まぐれ茶屋ちえこ 佐々木千栄子さん
【住所】福島市飯野町大久保字境川38
【TEL・FAX】024-562-2025
【TEL】080-6003-1184 ※お問い合わせは息子さん、佐々木 剛へ。