福島は広い!そして、いわきは広い!!
今年の1月、まだ雪の残る郡山からいわきへと取材に向かった僕が、
平(たいら)地区の雪の無い道と温暖な気候に驚いたのも束の間、
今回の取材先であるいわき市川前町は一面の雪景色。
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風土豊かな県だな、と改めて感じ入り向かった先は「日本きじ牧場」。
鳥肉のなかでも最高のものとされ、古くからお祝いの席で用いられてきた日本きじを飼育している牧場です。
昔から地元で食されてきた日本きじの加工販売を始めたのは昭和55年。
その牧場の面積は何と1ヘクタール!約3000坪ですね。
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色鮮やかなのがオスで、茶色いのがメス。
雪の積もる季節は鳥小屋で飼育されますが、普段は放し飼いにされています。
きじは野性的で、放し飼いでしか飼育できず、一羽に一坪の広さが必要なのだそうです。
中でも飼育で難しいのは孵化してから40日間の温度管理。
冷えすぎては雛が死んでしまうため、慎重に管理しているそうです。
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小屋から逃げ出したのか?!外にも何匹かきじがいました。
近づいて写真を撮ろうとしたら青空へと羽ばたいていきました。野性味あふれてます。
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肉はガラ付きで販売されます。独特の野性味とコク、しっかりとした歯ごたえが特徴で、
注文に追いつけないほどの評判となりましたが、震災後は注文数も減少してしまいました。
現在は検査済みのエサを使用し、食肉も検査に出すなど安全管理にも気を配っています。
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“地域のためにも負けてはいられない”
そんな想いを胸に育まれる伝統の味わい。
いつまでも守り続けてほしいです。
日本きじ牧場
【住所】〒979-3202 福島県いわき市川前町下桶売字芹ヶ作110-46
【TEL】0246-84-2857 【FAX】0246-84-2857