郡山から取材に行くたびに感じるのが、いわきの暖かさ。
その気温の差に“帰りたくないなー”と思う事がしばしばあります。
いや、もちろん郡山も好きですが、隣の芝生は青く見え、冬のいわきは眩しく感じるものなんですね。
そんな温暖な気候に恵まれているいわきは、年間日射量の多さから日本有数のハウストマトの産地としても知られています。
今回は、その太陽の恵みがたっぷり詰まったトマトを栽培している「あかい菜園」さんをご紹介します。
まだ30代ながら代表取締役を務める船生典文さんに話を伺いました。
平成19年に農業生産法人として設立された「あかい菜園」が最初に試験栽培を開始したのがトマトでした。
栽培に適したいわきの気候はもちろん、通年収穫できるという特性が地域の雇用活性化という法人の目的と一致したため、
トマトを選んだそうです。全く経験もないなかでの栽培でしたが、いわきのトマト農家の指導も仰ぎながら試行錯誤を重ね、
平成21年には本格栽培に着手する事ができました。
一年目は収穫・売上共に順調にいきましたが、二年目を迎えた平成23年3月、地震によって設備に大きな被害を受けてしまいました。
船生さんたちは自分たちで設備を直しながら残った苗で懸命に栽培を続けましたが、
被災した時期が収穫量の多い3月という事もあり、その年の売上は半分になってしまいました。
しかし、それでも諦めなかった船生さんとスタッフたちは検査体制をきちんと整え、
消費者に安全性を伝えながら栽培・出荷を続けています。
出荷されるトマトは「サンシャイン彩(いろどり)トマト」。
「サンシャイントマト」とは「あかい菜園」「とまとランドいわき」「大野水耕生産組合」など、
いわき市内のトマト生産者などで構成された「サンシャイントマト出荷協議会」が出荷するオリジナルブランドのトマトです。
地域の農業振興への貢献目指し、精力的な活動を続けています。
太陽がさんさんと降り注ぐハウス内はまるで南国!(夏は大変な暑さだそうですが)
葉の鮮やかな緑と赤や黄色に輝くトマトで埋め尽くされています。
併設されている直売所では採れたてのトマトが販売されています。
主力商品である大玉トマト「桃太郎」や、カラフルなミニトマトが詰め込まれたミックスBOX。
試食させて頂いた中でも驚きだったのがこちらの「新食感トマト」。
まるでさくらんぼのような食感がとても新鮮で、すっかりお気に入りになってしまいました。
「幸いにも地元のお客様が今も変わらずに買いにきて頂けている事に本当に感謝しています。
その一つ一つの繋がりを大事にしていきながら、チャンスがあればトマトだけでなく他の農作物にも挑戦していきたいです。
規模が大きくなれば雇用も生まれ地域貢献へと繋がります。その想いは設立時から変わっていません。」
と話す船生さんから頂いたメッセージはこちら。
「食べてほしい おいしさいっぱい いわきのトマト」
ありがとうございました!
あかい菜園株式会社
【住所】〒979-3131 いわき市平赤井字日渡104-2
【TEL】0246-68-6969 【FAX】0246-68-6904
【URL】http://akai-tomato.jp/