かながわ朝市サミット（神奈川県相模原市）

昨年12月9日に、相模原の西門商店街で開催された「かながわ朝市サミット」に行ってきました。

現地では、太鼓を使ったイベントが開催されていて、たくさんの注目を集めていました。

ブースにいらっしゃった、株式会社いわき福島復興オフィス
代表取締役池端達朗さんにお話を伺いました。

「いわきふくしま復興オフィスは、いわき市の企業が中心となって、
風評被害で首都圏での売上が落ちているいくつかの会社で団結し、様々なイベントに参加しています。」

「お客様と直接お話させていただいていて、
震災直後よりは、“福島のものは安全なものだけしか市場に出回っていない”
というところがだんだん伝わってきていると思うんですが、やはり震災前にはまだ戻ってません。
ただ、消費者の方々は、やっぱり生産者の顔が見えると安心してくれるのかなあ、と思っています。

以前はレストランなどの飲食店に食材などを納めていましたが、
震災後はガクっと減りました。打ち切り、という取引先もありました。

企業の視点でみると、業務用の商品販売というところは、
金額が大きいのでそこがダメになっているのは、正直経済的損失が大きいです。

なので、その点をなんとかしていかなくては、と思ってます。
そのために、たとえば、著名な料理人の方に食材を使っていただいて、
安全面を伝えていくことなどをやっていければと思います。

最近では「企業内マルシェ」といって、
一部上場の会社の中で、今日みたいなイベントをやらせてもらってます。
長い目でみて、継続してこのような活動を通して安全性などを
ＰＲしていければと考えています。」とのこと。

池端さんおススメのうに貝焼き！

かながわ朝市は、池端さんのお話にあったように、
いくつかの企業が商品を販売されているとのことで、
商品の種類がとても多く、見るだけでも楽しめる”道の駅”のようになっていました。