10月27日と28日の2日間、東京都港区の東京ミッドタウン脇にある赤坂檜町公園で、「福島・東北まつり」が開催されました。
快晴のこの日、芝生が美しい公園の広場は、多くの人たちでにぎわっていました。
「うにの貝焼き」、「鮎の塩焼き」、漬物、地酒など、さまざまな福島の味覚が登場。
特設ステージでは、地元のジャズ愛好家たちによる演奏。
訪れた人たちはビールや日本酒などを飲みながら、耳を傾けていました。
また、新島八重のマスコットキャラクター「八重たん」も登場です!
福島の様々な味が揃ったこの日、ちょっと変わったブースがありました。
「福島の芋煮&芋煮カレー」です。
芋煮といえば、山形や宮城が有名ですが、福島県人ならご存知のように福島でも秋の風物詩ですよね。
たいていの方は、学校や地域の行事として経験しているのではないでしょうか。
その「芋煮」を東京で売り出そうというのです!
ところで、芋煮はわかりますが、「芋煮カレー」というのは初めて聞きました!
売っているのは、東京在住の福島県出身者で作っている「あづまっぺで会」。
同会の赤井雅さんによると、「芋煮を売ることは決まったのですが、あと一品何か売りたいという話になり、
じゃあ『芋煮をカレーにしちゃえ』となったんです。」とのこと。
いただいてみると、ジャガイモ、キノコ、ニンジン、大根……たしかに具は「芋煮」なのですが、カレーです!
ただし、ダシと「塩麹」が効いているので、普通のカレーよりもさっぱりと、けれどうまみが強く感じられます。
これは美味しい!
「塩麹を入れてみれば。」とアドバイスしたのは、飲食店を経営する会員の菅野崇幸さん。
「店で塩麹を使った料理をいろいろ出しているので、芋煮カレーにも入れたらどうかと思ったのです。」と菅野さん。
B級グルメとして全国的に人気の「なみえ焼そば」のように、「芋煮カレー」も全国区になることを期待したいですね。
「あづまっぺで会」は、東京からも福島を盛り上げていこうと、さまざまな活動を企画しているそうです。
これからも、またこのブログで紹介していきたいと思います!