10月20日、21日、東京都板橋区にて第41回板橋区民祭りが開催されました。
爽やかな秋晴れということもあり、通路では油断すると人とぶつかるほどの盛況ぶり。
板橋第一中学校の校庭には被災地復興支援コーナーが設けられました。
岩手県、宮城県、福島県を中心に、早期の復旧・復興を願って被災地や風評被害を受けた地域の特産品を販売していました。
二本松市のブースでは、道の駅「ふくしま東和」さんが様々な秋の味覚を販売。ブドウの試食などもありました。
「香り豆」(写真左)は、粒も大きく、香りも強い枝豆だそうです。
試食用の豆をいただきましたが、風味がよく、まさに「香り豆」でした。
なめこ(写真右)は2株で250円と安いうえに、1つ1つが大きいんです。
「味噌汁に入れてもいいですが、天ぷらにしてもおいしいんですよ」と、
「ゆうきの里東和」の熊谷章一さんが教えてくれました。
「今日は人出も多く、まとめて買っていってくださる方も多いです。トマトは開始して2時間ほどで売り切れてしまいました。ありがたいですね。」と熊谷さん。
白河市のブースでは、野菜などの販売のほか、有賀醸造が酒の量り売りをしていました。
濁り酒「霧の華」は一杯200円。加熱していない生の酒ですから、シュワッとした口当たり。
アルコール度数が一般の日本酒より低い8.9度なので、飲み口がとてもいいのです。
2杯目を買いに来たという男性に感想を聞こうとすると、「お代わりしてんだから、うまいに決まってるでしょ!」とのこと。
「みんなで少しずつ飲んでみようよ。」と相談して買う家族連れなど、客足は絶え間なく、大盛況でした。
いわき市のブースでは、おなじみ「うにの貝焼き」の販売がありました。
貝の上にたっぷりとうにを載せて焼く、いわきの名物です。
焼き網に並べられた一つ一つのオレンジ色が美しく、とてもおいしそう。
「去年に続いての出展なので、『去年食べておいしかったから』といって買ってくださる方もいます。
被災地だから応援しよう、よりも『おいしいから』と買ってくださる。そのことがうれしいですね。」と、
販売していた(株)アザスコーポレーションの東秀人さん。
それぞれのブースで売られている商品は実にさまざま、福島県産品の多様さを実感するイベントでした!