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イベントレポート 資生堂パーラーで味わう「ふくしまの宝石 あんぽ柿」

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イベントレポート 資生堂パーラーで味わう「ふくしまの宝石 あんぽ柿」

2016年2月16日

2016年1月17日(日)、資生堂パーラー 銀座本店 にて、福島県主催のイベント【資生堂パーラーで味わう「ふくしまの宝石 あんぽ柿」】を開催しました。

当日は、資生堂パーラー 銀座本店のシェフが実際に福島県の産地を訪れて開発した、あんぽ柿を使ったオリジナルメニューを参加者に提供し、それを味わってもらうことであんぽ柿のおいしさと魅力を感じていただきました。
 
白を基調とした素敵な雰囲気の中、開会です。

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まず始めに県職員から県産農林水産物の安全対策を説明しました。
 
福島県の徹底した検査体制について参加者の皆さんにお話しした後、本日のテーマである「あんぽ柿」のご紹介です。
あんぽ柿とは、渋柿の皮を剥き、硫黄で燻蒸してから干した干し柿の一種のことです。硫黄で燻蒸することで表面にできる硫黄の被膜が柿を酸化から守り、あめ色がかった美しい橙色に仕上がり、中身はやわらかでとろりとした食感になります。

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震災前まで「あんぽ柿」を含めた福島県の干し柿の出荷量は全国2位。首都圏を含む関東地方に6割を出荷していましたが、震災以降は原発事故の影響により、2年間加工自粛を余儀なくされました。放射性物質の低減に向けた取組として、主産地である伊達地方の柿の全ほ場について、高圧洗浄機による樹皮の洗浄や粗皮削りなどを行いました。この作業は木を1本1本、25万本以上に達しました。
 
これらの取組の結果生産された安全な原料柿。それを加工し、検査を経て安全を確認したあんぽ柿のみを流通させています。このような生産者の血のにじむような努力を、みなさんに知っていただきたかったのです。

県職員からの話の後は、いよいよ乾杯です。どんなドリンクが出てくるのかと期待に胸をふくらませて待っていらっしゃる参加者の皆さん。

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出てきたのは、あんぽ柿とフレッシュトマト、はちみつを使ったドリンク!トマトを使うとは驚きです。どんな味がするのだろうとワクワクしながら待ちます。皆さんに行き渡ったところで、福島県の農林水産物の復興を祈念して「かんぱーい!」
トマトの酸味とあんぽ柿の甘さのバランスが絶妙なドリンクです。初めて味わうお味ですが、とてもおいしい!

乾杯を合図に、みなさんお待ちかねのオリジナルメニューが運ばれました!

配膳されると「わぁ、キレイ!」との歓声があちこちであがります。ひとつひとつとても繊細で、キラキラしているその様子はまるで宝石箱のようです!

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会場が一気に華やかになって、参加者の皆さんに笑顔があふれます。
皿には6種類のデザートが美しく盛り付けられています。
まずは、そのままの「あんぽ柿」でそのものの味を確かめてからオリジナルメニューをいただきます。

あんぽ柿のケーキ
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しっとりとした生地に刻んだあんぽ柿が入っていて、口の中にあんぽ柿の風味が広がります。

あんぽ柿とクリームチーズのムース
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あんぽ柿とクリームチーズの相性がよく、フワッとした口どけで爽やかなムースでした。

日本酒“金水晶”のコンポート
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ふくしまの日本酒「金水晶」を使ったあんぽ柿のコンポート。あんぽ柿の甘さの中に日本酒が香る大人の味です。

あんぽ柿とイチゴのジャム
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イチゴは福島県生まれの「ふくはる香」を使っています。
ほのかな甘みとすっきりとした酸味で、そのまま食べてもおいしく、紅茶に溶かして飲んでもおいしかったです!

あんぽ柿のシャーベットとミルクアイスのパフェ
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濃厚な甘さのあんぽ柿が爽やかなシャーベットに変身していて驚きでした!シャーベットとミルクアイスの組み合わせも抜群です。日本酒“金水晶”のコンポートのシロップをパフェにかけると、また新しい味わいになります。シロップの深みのある甘さとさっぱりしたミルクアイスアイスクリームが一緒になって本当においしい!

ふくはる香
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福島県オリジナル品種の「ふくはる香」です。とても甘く大粒で形が良いのが特徴です。果実の形も、特徴のあるきれいな円錐形です。

ここで、このメニューを考案してくださった資生堂パーラー 本店営業部 銀座本店 飲料長 橋本和久さんにお話を伺いました。

洋菓子に加工することが難しいと言われる柿。今回はあんぽ柿を使ったメニューということで、開発に大変苦労されたそうです。実際に福島県へ足を運び、あんぽ柿の生産現場や生産者の取組、こだわり、生産者の思いに触れた橋本さん。そこで感じたことや生産者が実践するおいしい食べ方も聞き、参考にしたそうです。
刻んで生地に混ぜたり、ペースト状にしてクリームと合せたり…このメニューは試行錯誤を繰り返して完成した橋本さん渾身の一皿となりました。

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そして、今回は、あんぽ柿の生産者を代表して、JA伊達みらいあんぽ柿生産部会 部会長 梁川支部 支部長 宍戸里司さんにお越しいただきました。

宍戸さんは福島県伊達地方で「あんぽ柿」を祖父の代から作り続けています。
「少しでも早くあんぽ柿づくりを再開したい」という強い気持ちのもと、あんぽ柿の出荷再開に向けて尽力されました。
 
宍戸さんに、あんぽ柿の魅力を、宍戸様の奥様からはおいしい保存方法を教えていただきました。なんと、あんぽ柿は冷凍保存できるそうです。凍らせてもカチカチにならず、シャーベットのような食感になり、違ったおいしさになるんだそう!
2月~3月に出荷されるあんぽ柿は、実が大きいものを選ぶとおいしいそうです。
地元では、赤しそで巻いてお正月に食べることもある、と聞いて、初めて聞く食べ方に、参加者の皆さんは驚いていらっしゃいました。

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続いて、資生堂パーラー 本店営業部長 阿久津厚男さんにお話しいただきました。
 
ご出身が栃木県で、福島県との県境に近い地域ということもあり、福島県は昔から身近な存在だったそうです。「福島県とのコラボレーションは今後も考えていきたい。」と嬉しい言葉をいただきました。
 
ここで、阿久津さんより、資生堂パーラーからの素敵なサプライズプレゼントを御紹介いただきました。
今回のイベントのためだけに作ったあんぽ柿のチョコレート「マキアージュ ショコラあんぽ柿バージョン」です!

柿をイメージしたという、オレンジと緑のマキアージュショコラ。
中には金水晶をまぜたホワイトチョコとあんぽ柿が入っています。

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花椿の刻印がされた、この日だけの特別なチョコレート。感動で胸がいっぱいになりました。
 

 

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最後に、参加者の皆さんに記念品のプレゼントです。
本日味わっていただいたふくしまの「あんぽ柿」を1袋。
福島県特製の「ふくしまイレブン手ぬぐい」。福島の代表的な農産物をサッカー選手に見立ててPRしています。
そして、福島県会津地方の郷土玩具「起き上がり小法師のストラップ」
の3点を贈りました。
参加された方からは、
「福島県にはおいしい農産物がたくさんあることが知れてよかった。」
「こんなに美味しいものを知らない人がいたら、もったいない!」
「生産者さんの生の声が聞けて、大変な努力をしていることを知り、応援したくなりました。」
「生産者さんのお話を聞いて、食べ物に関して感謝する気持ちが生まれました。」
「素晴らしいデザートをいただいて、あんぽ柿が好きになりました!」
 
という、たくさんの温かいお言葉を頂戴しました!
 
厳しい状況であっても努力を続け、誇りを持って自信を持って作り続ける福島の生産者の姿が、皆さんの心に伝わったのであればうれしいです。生産者の努力の結晶、まるで宝石のように美しいあんぽ柿。あんぽ柿を見かけた時に、そのおいしさとともに生産者の姿を想像していただければと思います。


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