
2015年8月19日
6月13日に喜多方観光物産協会塩川支部主催、福島県立テクノアカデミー会津の協力で塩川町のグルメとウォーキングを楽しむ「舟運のまち食べ歩き朝散歩」が実施されました。
この「舟運のまち食べ歩き朝散歩」は、花しょうぶ祭りの時期に合わせて実施される、リピーターが多い人気のイベントです。
4キロのコースを散策しながら、塩川町の食堂や鮮魚店等のイベント協賛店から提供されるお惣菜で「塩川グルメ弁当」を完成させるという、聞くだけで楽しくなってしまう内容です。
塩川町は阿賀川の舟運と米沢街道が交差する宿場、会津の商都として栄えた地域です。イベントは、当時の舟を再現した模型が展示されている「川番所」から出発です。
塩川町内や会津各地から50名の方が参加しました。

舟運の町のシンボル川番所

散策の道中、イベント協賛店に立ち寄る度にお弁当に食材を一品詰めていただきます。
地元産のエゴマ豚を使用した「エゴマ豚野菜炒め」、採れたて野菜の煮物や塩川町産コシヒカリを使用した筍ごはん等、塩川グルメが満載です。



途中、老舗菓子店の九重本舗奈良屋さんで休憩させていただき、会津地方では明治時代から作り続けられている九重(柚子果汁を使った粒状の菓子)入りのアイスクリームをいただきました。また、「淀屋」さんでは甘酒や醤油のお土産が配られ、お店の方とのふれあいも楽しいひと時でした。

淀屋さんでお土産をいただきました

新常葉さんでは筍ごはん!
4キロの道のりを約2時間かけてのんびり歩くので、幼児からお年寄りの方まで無理なく楽しんでいらっしゃいました。
企画からガイドに至るまで、毎年、福島県立テクノアカデミー会津の観光プロデュース学科2年生の皆さんが担当されています。
コースの下見から各店舗さんとの打ち合わせまでを担当した生徒さんのチームは、協賛店さんとの打ち合わせのために何度もお店を訪問されたそうで、あまりの頻度に「仕事の邪魔だ!」と怒られるのではないかと心配になったと振り返っていました。
2年生全体としては、企画から実行までを実践したことで、塩川町の魅力を再認識することができたと嬉しそうに話してくれました。
主催者の喜多方観光物産協会塩川支部の方たちも、これから県内外で活躍する福島県立テクノアカデミー会津の生徒さんたちに、塩川町の素晴らしさを発信してくれることを期待しているとおっしゃっていました。
今回のイベントは塩川町の魅力を発信するイベントですが、塩川町の未来を担っていくであろう人材の育成という面でも、とても有意義なイベントだったのではないでしょうか。


福島県立テクノアカデミー会津の観光プロデュース学科2年生の皆さん
ゴール会場では塩川B級グルメの鳥モツや、塩川しじみ汁、そして、くじ引きで幸運にも当たりを引き、塩川牛のにぎり寿しまで堪能させていただき満腹の朝散歩となりました。

塩川鳥モツ

塩川シジミ汁

塩川グルメが満載
食べ歩き朝散歩事務局
喜多方観光物産協会塩川支部
【住所】福島県喜多方市塩川町字岡の前241番地
【TEL】0241-27-2122