
2015年6月1日
ふくしまを愛し、旅や食に対して積極的に活動しているな20代~50代の女子が集まって企画した「おもてなし女子駅弁」が登場しました!


福島県県中地域12市町村の魅力をPRするためにそれぞれの特産品を使用し、12個の仕切りに1品ずつ詰められています。まさに「食べる観光パンフレット」ですね。
こちらの取組みについて、お話をうかがったのは県中地方振興局 企画商工部の高橋輝美さん。



駅弁には15ページのリーフレットが付いています。材料となっている県産農林水産物の説明をはじめ、12市町村の見どころ、ちょっと寄り道したくなるような地元の人だけが知っている穴場スポットなどの情報が満載です。
使用されているもののひとつひとつにストーリーがあり、県産農産物のふるさとに足を運んでもらうきっかけになって欲しいとのことでした。

そして、掲載写真は女性がだけの予定だったそうですが、ある町のページに1人だけ男性が掲載されています。
掲載されているページの商品説明には外せない方だそうで、ここで書いてしまうとネタバレになってしまいますので、どんな方なのかは、是非駅弁を食べて、付属のパンフレットを探してみてください!
ペンで書き込みやすいように、パンフレットの紙はザラザラしたテクスチャのもの。バッグに入れて持ち歩けるサイズ感。優しい色使いなど。パンフレット作りにも女子を意識した細かいこだわりがたくさんありました。
開発している時から取材している私も、完成したら是非食べてみたかったこのお弁当。4月の発売から人気でお昼に売り切れてしまう事もあるとの事でしたので、2日前にしっかり予約して購入しました。
はんなりした雰囲気で、ぱっと見て駅弁とはわからないようなカワイイパッケージに女子心がくすぐられます。
縦長なのは、ここから旅のストーリーが始まる1ページを開くようなイメージなんだとか。
開けてみて、キュッと詰まった彩り鮮やかなおかずにまず見とれてしまいました。
おいしさはもちろん、見た目の可愛らしさ、味のバランス、ひとつひとつ手の込んだおかずにはその土地のたくさんの人たちの愛情が感じられました。

左上から、1.生きんつば(須賀川市)2.黄金色のチーズフライ(鏡石町)3.しぼりトマト(玉川村)4.フライド長芋とおのっこ一笑漬(小野町)5.ハム工房都路のソーセージ(田村市)6.天栄米(天栄村)7.あさか舞コシヒカリと麓山高原豚のみそそぼろ(郡山市)8.三春三角油揚の含め煮(三春町)9.だし巻き玉子(浅川町)10.玉こんのピリ辛煮(古殿町)11.大野農園のジャムとチュロス(石川町)12.鶏肉のハバネロ味噌焼き(平田村)
その土地のおかずを食べながらリーフレットを開き、どんな農産物かそれがどんな土地で生まれたかを知る。
少しずついただきながらその土地を訪れたような気分になり、ワクワクが止まりませんでした。
女性を意識した量なので、私にはちょうど良いボリュームでした。男性にはお酒のおつまみにオススメだそうです。
販売は6月末まで、秋には新たな駅弁が発売されるかも?とのことでした。そちらも楽しみですね!
ひとつひとつの味をお伝えしたいのですが、折角ですから、福島に来て、食べて、見て、感じていただけたら、嬉しいです。



おもてなし女子駅弁(1100円 税込)
【予約(申込み)の方法】
団体の場合3日前までに要予約(10日前から郡山市内に配達可。それ以外の地域の場合は要相談)
【販売箇所】
JR東北新幹線郡山駅内(株)福豆屋店舗
期間 4月〜6月
時間 8:00〜20:00
【取組に関すること】
福島県県中地方振興局企画商工部
【TEL】024-935-1323
【駅弁の販売に関すること】
(株)福豆屋
【TEL】024-927-5975(予約はこちらに)