
2015年3月11日
いわき市にある「大野観光いちご園」さんでいちご狩りをしてきました!
こちらでは、ハウス内でいちごが栽培されています。そのため、12月から6月上旬までの長期間いちご狩りを行うことができるのです。いわきの太陽をたくさん浴びた甘いいちごを求め、連日多くの方がいらっしゃいます。
こちらは、平成2年にハウスのトマト栽培を、平成15年からいちごの栽培を始めました。
トマトについては、オランダから輸入した大型のハウスで溶液栽培を行っています。溶液栽培とは、培地の中に管を通し、水分や養分を直接植物に与える方法です。土で栽培をするよりも大きさや甘さをコントロールしやすく、大量に栽培できることがメリットなのだそうです。
当時は、このようなトマトの溶液栽培は日本ではかなりめずらしく、オランダから招聘した技術者から指導を受けて栽培をしていたそうです。いわき市は全国的に見ても日照時間が長く、トマトの栽培に適していたため、栽培は順調に進みました。


その後、「いわきにもっと観光に来る人を増やしたい!」という想いから、いちごの栽培を始めました。海が近いいわき市は、日中は温かく、夜は気温が下がるため、実が締まり、甘くておいしいいちごができるのだそうです。
ハウス栽培をすると、室内はどうしても密閉された状態になってしまいます。植物は、二酸化炭素を吸い、それを酸素に変えて光合成を行います。ですから、密閉されたハウス内は二酸化炭素が少なくなってしまいます。そこで「大野観光いちご園」では、二酸化炭素をハウスに送り込んでいます。このようにすると、光合成が促進されて、実が大きくなり、甘さが増すのだそうです。これが「大野観光いちご園」のいちごのおいしさの秘密なのだそうです。


甘い香りの真っ赤ないちごを前に、いてもたってもいられなくなってしまった私。早速いちご狩り体験をさせていただきました!
ぐっと茎を上に持ち上げるように引っぱり、ヘタも一緒に摘み取ります。
取れたいちごは、その場でパクリ。
甘くておいしい!!フレッシュないちごの香りが口の中に広がります。自分で摘み取り、その場で食べるとおいしさも格別ですね。

こちらで栽培されているいちごは、3種類。
「章姫(あきひめ)」、「紅ほっぺ」、そして福島県オリジナル品種の「ふくはる香」です。

こちらは「章姫」です。
実が大きく、特に甘さが強いため、小さなお子さんに人気という品種です。
こちらが「紅ほっぺ」です。蜜のような甘さがあり、とても食べやすいいちごでした。

そして、「ふくはる香」です。甘みがたっぷりとあるのはもちろん、実がしっかりしていて、噛むととてもジューシーです。食べ応えがありました。

「大野観光いちご園」は、みなさんにゆっくりといちご狩りを楽しんでほしいということで、いちご狩りの時間は無制限です。ぜひ福島県のおいしいいちごを食べてみてくださいね。

今回、園内を案内して下さった代表理事の大和田正幸さんです。
早くから福島県で、大型のハウスで溶液栽培を使って栽培を始められた方です。農業を休みの取れる仕事にして、もっと多くの人に従事してほしいと考え、新たな農業の在り方を開拓しようとされているそうです。
大野観光いちご園
【住所】福島県いわき市四倉町玉山字森内23
【TEL】0246-33-3434
【定休日】水曜日(水曜日が祝日の場合は営業します)
【時間】10時~16時
【営業期間】12月下旬~6月上旬まで
(記事:みっきー情報員)