
2014年9月9日
いわき市にある、「ゆうゆうファーム」さんには、たびたび「援農」ボランティアのみなさんが訪れています。「援農」とは、農業を様々な形で援助をすることで、主に農家ではない人が、農作業の手助けをすること。都市部の住民が短期間で、摘果や収穫などの作業を補助するものを指す言葉です。
今回は、関東から「援農」ボランティアに来ているみなさんと一緒に、私も農作業に参加させていただきました!
「ゆうゆうファーム」では、南米ウルグアイ原産のフルーツ、フェイジョアを栽培しています。海外では一般家庭などでも食べられているフルーツとのことですが、日本では栽培等の難しさからかあまり普及しておらず、私も知りませんでした。

「ゆうゆうファーム」の丸山雄三さんは、11年程前にフェイジョアの花を見て、その美しさに魅かれて栽培を始めました。フェイジョアの果実は、外はラフランスのような見た目、大きさはキウイフルーツほど、中はマスカットのような果肉で、香りの高いフルーツだそうです。実際に食べてみないとそのおいしさは表現できない程なのだとか…。未体験の私はとても食べてみたい!と思ったのですが、収穫の時期は10月中旬からなので、今回は我慢です。収穫の時期に、またうかがってみたいと思います!
今回の「援農」ボランティアではフェイジョアの花殻を摘み取る作業を行いました。
こんなに綺麗な色で、かわいい形をしているのに、取ってしまうのは心苦しいのですが…。
フェイジョアの花殻はほのかに甘いため、残したままにしておくと虫がついてしまうことから、取り除かなくてはいけないのだそうです。


花殻はつまんで少し引っ張ると簡単に取ることができます。
この花殻を摘み取る作業が終わった後には、ボランティアのみなさんが用意してくださった昼食をいただきます。

この日のメニューは、「ゆうゆうファーム」で栽培されたハーブを使ったハーブ餃子です。
新鮮なバジルとフェンネルを使った餃子は香りがよく、ごはんに合う一品でした。

昼食の最中に、参加者のみなさんからお話をうかがいました。

「何か自分にできることはないかと考え参加しました」
「実家が福島県なのでしっかりと今の様子を見たかった」
「お手伝いをしたいと思って来ているが、毎回福島のみなさんにもてなされていています」
「ボランティアを通して友達ができて輪が広がっていてうれしい」
みなさん、参加のきっかけや想いは様々。そして、みなさん共通してできることを精一杯やりたいという気持ちをお持ちなのだなと感じました。
昼食後は、いちじくの木の芽かき作業を行いました。
芽かきは、いちじくの実に充分な養分が行き渡るようにするために大切な作業なのだそうです。


新しい芽はとても柔らかいので引っ張ると簡単に取ることができます。
いちじくの甘い香りのする畑の中で、せっせと作業を行います。
みなさんと色々なお話をしながら、私も楽しく作業をさせていただきました。
今回の「援農」ボランティアは、「NPO法人Power of JAPAN」が主催したものです。
代表の神田さんは福島県の出身で、震災直後からその時の需要にあわせたボランティア活動や支援を行ってきました。
「援農」ボランティアをはじめ、仮設住宅での料理教室や、海岸の清掃など様々な活動を行っています。いずれも、ボランティアをされるみなさんに仕事を選んでもらっているそうです。

右が「ゆうゆうファーム」の丸山雄三さん、中央後ろが「NPO法人Power of JAPAN」の神田望美さんです。
ボランティアをする側と、してもらう側、どちらも楽しく満足できる活動で、私も素敵な時間を過ごしました。
「NPO法人Power of JAPAN」が主催するボランティア活動は、WEBサイトから参加の登録ができます。
ぜひ、ご覧くださいね。
NPO法人Power of JAPAN