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2014年7月9日
いわき市三和町にある「永井そば打ち体験教室」では、地元で作ったそば粉を使って十割そばを打つ体験ができます。
そば打ちを教えてくださるのは、ご自身も農家そば屋を営む藁谷勲さんです。藁谷さんの営む農家そば屋さんで以前おいしいおそばをごちそうになり、取材させていただきましたが、今回は私がそば打ちに挑戦します。
藁谷さんは、元々そばの栽培のみを行っていましたが、三和町で作るそばのおいしさをもっと多くの方に知ってほしいと考え、農家そば屋を開店、さらに、そば打ち体験教室を開くに至ったそうです。
実際に私も藁谷さんに教えてもらいながら、そばを打ってみました!
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まずは、粉の準備からです。
三和町で採れた「会津のかおり」、500グラムを専用の器に入れます。
500グラムで5人前分の量があります。5人前というと少し量が多い気もしますが、初心者の場合このくらいの量が打ちやすいのだそうです。
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少しずつ水(約200cc)を入れ混ぜていきます。
次にお湯(約120cc)を一気に入れて練っていきます。
この時に、お湯がかなり熱いのでやけどをしないように注意が必要です。
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ぐっぐっと押して、しばらく練っていくうちに、だんだんと生地がまとまっていきます。
角度を変えつつ生地を回転させながらやさしく練っていくと、内部の空気が抜け、表面にある皺が一点に集まって生地にコシが出てきます。見た目が菊のような模様になるので、この作業をそば打ち用語で「菊練り」と言うのだそうです。
教えてもらったとおりにやってみても、なかなか上手にまとまりません…
きれいにこのような模様を出すには、何度も練習が必要なのだそうです。
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打ち粉をした後、生地を手の平でやさしく押しながら丸く広げていきます。
めん棒を使って少しずつ伸ばしていきます。均等に力を入れていくのがコツです。
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向きを変えつつ伸ばしていくと、本来であれば生地はきれいな正方形になります。
しかし、私の力の入れ方が均一ではなかったため、いびつな形になってしまいました。
ここまでにかなり時間もかかり、生地の端もひび割れしてしまっています。
そば打ち…難しいですね。
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広げた生地を折りたたんで、専用の包丁で切っていきます。
まずは、藁谷さんのお手本を見てみると、細く、手早い包丁さばきに感動しました。
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私も挑戦してみましたが…少し太めですね。
生地を切る専用の包丁は、重さがありコントロールが難しいですが、コツをつかむとサクサクと切っていくことができます。
できあがったそばは、持ち帰ることもできますが、藁谷さんが営む「いわき高原そば処 農家そば屋」さんにて頂くこともできます。
今回、私は自宅で調理をしてみました!
1分程茹で、水でぬめりを取っていきます。
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薬味などを乗せ、ぶっかけそばで頂きました。
麺の太さにバラつきはあるものの、自分で打ったそばは格別でした!
また、コシが強く、「会津のかおり」の蕎麦の香りが豊かなそばでした。
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今回、そば打ちを教えてくださった藁谷勲さんです。
とても丁寧に優しく教えてくださいました。
実際にそば打ち体験をされる際には、エプロンやそばを入れる容器などを用意することをオススメします。
そば打ち体験は難しい工程も多いですが、自分で打ったそばは打つ楽しさもプラスされて何倍もおいしいはずです。
ぜひ、体験してみてくださいね。
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永井そば打ち体験教室
【住所】福島県いわき市三和町上永井字大平田164
【TEL】0246-87-2240(電話での予約が必要になります)
【営業日】平日のみ
【時間】9時~15時
【料金】2000円(食べずにそのまま自宅に持ち帰る場合は1500円)
※ご予約は3名様からとなります
「いわき高原そば処 農家そば屋」を取材したときの記事はこちら
http://www.new-fukushima.jp/archives/36930.html
(記事:みっきー情報員)