
いわき市小名浜にある水族館「環境水族館アクアマリンふくしま」さんでは、大人から子どもまで楽しむことができる色々なイベントを開催しています。
今回は、期間限定で行われている潮干狩りイベントを体験してきました!
水族館内には、広さ4500平方メートルある世界最大級のタッチプールと呼ばれる「蛇の目ビーチ」があります。ビーチが解放されている期間は裸足で遊ぶことができ、運が良いと様々な海の生物たちに出会えるそうです。ビーチの水は小名浜から引いてきた海水を使用しているため、海に近い環境を作り出すことができています。

また、使用する海水は週に1度放射性物質能の測定を行っているため、安心して遊ぶことができます。
現在行っているイベントは、「蛇の目ビーチで潮干狩り」というもので、実際に潮干狩りを行い、アサリなどを獲ることができます。こちらでは、イベントのためにアサリを定期的にビーチに撒いており、アサリは自力で砂に潜り、生息することができるのだそうです。浅い場所に潜っているものもありますが、元気なアサリは20センチ程深く潜るものもおり、宝探しのような楽しさがあります。
実際に私も、潮干狩り体験をしてみました。


水の中に手を入れ、土の中に手を入れてみます。
5センチ程の深さに、何か固いものを発見し、取ってみるとすぐにアサリを獲ることができました!

思いの外、簡単にアサリを獲ることができるため、今日の夜ごはんは何にして食べようかと考えながら獲っていると、いつの間にかこんなに獲ってしまいました。
参加料と引き換えにもらえる網に入れます。
網がいっぱいになるまで獲ることができます!
実際の海で行う潮干狩りでは熊手などを使いますが、「蛇の目ビーチ」は利用者に小さなお子様が多いので、けがをしないように金属の道具は使わず、素手で潮干狩りを行ってほしいということでした。また、海水で濡れてしまうので、着替えの準備をすることや、濡れても良い格好で参加することをオススメしています。
イベントには、大人から子どもまで多くの方が参加しており、みなさん真剣な姿で潮干狩りを行っていました。


「大きいの獲れた~!」
「石だった…残念…」
「こんなにいっぱい獲れたよ!」
など、楽しそうな声が聞こえてきました。
福島県内では、震災以降は海で潮干狩りができなくなってしまいました。そのため、「蛇の目ビーチ」で行う潮干狩り体験はとても貴重な場になっているのです。
お話を聞かせてくれたスタッフの大橋英恵さんは、自然に触れながら参加をして、おいしく食べてほしいと話してくれました。

私も、自宅に戻り、しっかりと砂抜きをした後においしくいただきました!


アサリのパスタと、酒蒸しです。
新鮮で、身も大きくおいしいアサリでした。
「蛇の目ビーチで潮干狩り」は6月29日まで、毎週日曜日のみ行っています。
天候不良の際には中止になってしまうこともあるそうなので、ご注意ください。
ぜひ、おいしいアサリが獲れる潮干狩り体験に参加してみて下さいね。
蛇の目ビーチで潮干狩り
【場所】環境水族館アクアマリンふくしま内蛇の目ビーチ
【開催期間】6月29日までの毎週日曜日
【受付時間】9時~14時
【参加料】800円(1ネット)
【定員】先着200名
※イベントの参加には、入館料が必要となります。
(記事:みっきー情報員)