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2013年9月13日
黄色の桃と言えば、まずは缶詰を最初に思い浮かべる方が多いのではないのでしょうか?
私も約10年前に出会うまでは、食べた事がありませんでした。
1度食べたらくせになり、毎年8月下旬頃になると美味しい福島の黄色の桃を探し求めています。
桃の産地であっても入手困難な貴重な桃なのです。
主に栽培されている品種は、黄金桃、黄貴妃、黄ららのきわみなど。
今までは品種まで気にしてなかったのですが、「黄貴妃」というインパクトのあるネーミングに惹かれ、栽培農家の「古山果樹園」さんにおじゃましました。
代表の古山浩司さんにお話を伺いました。
創業は1883年。
水稲栽培だけでしたが、1915年からりんごの栽培を始め、現在はりんごと桃の栽培をしています。
以前は兼業農家でしたが、5代目の古山さんは5年前、専業農家として後を継がれました。
小さい頃から果樹園の手伝いをしていたので、多少の不安はあったものの、「自分で何とか出来る!」という自信の方が大きかったという頼もしい古山さん。
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黄貴妃の収穫期は気候によって変わりますが、9月の初めから中旬頃まで。
栽培は、皮を黄色に保つために袋をかけ、袋をかけたまま収穫すると甘さがのらないので、袋を外し太陽に当ててから収穫し、数日間追熟させると食べ頃になります。
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太陽に当てすぎるとすぐに赤くなってしまい商品にならなくなってしまうので、手間が掛かり大変なんだとか。
なしやりんごの収穫が始まる時期と重なるので、栽培農家さんが少なく、手に入りにくいそうです。
味は「マンゴーピーチ」と呼ばれるように濃厚でねっとりとした食感。糖度が高いのですが種のまわりには酸味を感じ、香りが芳醇な桃です。
桃と言っても白桃とは全く違う果物のように私は感じます。
関東方面に販売に行く事が多いという古山さんは、お客様の美味しいという声を直接聞き、リピーターになるお客様も多く、大変励みになっているそうです。
「福島の果物は世界一!地元にもっと誇りを持って欲しいです」と古山さん。
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1個500円
古山さんは、ジャムの販売もしています。
今年収穫したばかりの「まどか」という桃のジャムが完成しました。
まどかは果肉が赤いので、きれいなピンク色になり、とてもきれいなジャムです。
9月20日頃には黄貴妃のジャムが完成予定です。
貴重な黄貴妃の贅沢なジャム。どんなお味なのか味わってみたいと思っています。
どちらの桃も収穫期は終わってしまいましたが、ジャムはホームページから購入出来ますので、是非お試しくださいね。
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桃の収穫は10月中旬まで続き、遅い時期の桃はまた違った味わいがあり、根強いファンも多いそうですよ。
私もその中の一人です。
美味しい福島の桃、食欲の秋に味わってみてはいかがですか?
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古山果樹園
【住所】〒960-0102 福島県福島市鎌田字鶴田26
【TEL/FAX】024-553-1609
【HP】http://furuyama-fruits-sweet.jimdo.com/