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2013年8月26日
今回は、「いわき菌床椎茸組合」さんにお話を伺いました。
福島県内でも最大級の広さの工場を持つ「いわき菌床椎茸組合」さんは、平成21年に設立し、菌床づくりから、椎茸の収穫、包装、出荷まで自社工場で一貫して生産しています。敷地は2万平米の広さがあり、効率的に最新の施設が配置されています。
菌床椎茸のメリットは、比較的早く収穫ができ、品質を一定に保つことができることにあります。
「いわき菌床椎茸組合」さんの場合、90日程の培養で1回目の収穫ができます。
味については、みずみずしさを感じるのだそうです。
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菌床の原料となる「オガ粉」
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「オガ粉」と「栄養体」を混ぜ合わせているところ
昨年までは、福島県産の原木を使用した「オガ粉」で培養をしていましたが、現在は秋田県産の原木を使用しています。
震災後は、できるだけ福島県産を使おうと木の皮を剥いで対応していましたが、菌床の栄養が下がってしまうなど生産量が著しく落ち、このような苦渋の決断をしました。
しかしながら、環境が整い次第、また福島県産の原木を使用できるようにしたいと考えているそうです。
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その後、「オガ粉」に椎茸の菌を接種し、袋に詰めて、高圧殺菌釜で無菌状態にします。
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菌床が形成されると、袋を外し、椎茸を発生させます。
椎茸を周年で安定的に生産するためには、発育の状況に合わせて、室温、湿度等を適正に保つ必要があります。このようにして、管理をすることによって安定的な生産ができ、品質も保つことができるのです。
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出来上がった椎茸は、「いわきゴールドしいたけ」という名前で福島県内のスーパーなどを中心に販売しています。
肉厚で、みずみずしいので、どんなお料理にもぴったりです。
今の季節は、バーベキューなどでそのまま焼いてもおいしそうですよね。
「いわきゴールドしいたけ」の名前には、実は「いわき菌床椎茸組合」さんの想いが詰まっているんです。
”ゴールド→金賞→菌床” 金賞を取れるような、もっとおいしい椎茸を作りたいと考えているそうです。
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その他にも、「いわきゴールドしいたけ」を使った6次化商品もあります。
左2つが椎茸を使用した「焼酎」、右が椎茸を粉末にして練り込んだ「うどん」です。
焼酎はふんわりと椎茸の香りがして、とっても飲みやすいお酒です。
うどんは、なんと一袋で3個分の椎茸を取ることができるそうです。強いこしと粘りが特徴で、椎茸のうま味を楽しむことができます。
最後に、お話を聞かせて下さったのは、「いわき菌床椎茸組合」の代表理事の渡辺明雄さんです。
おいしい椎茸を安定的に供給するという課題に立ち向かいつつ、6次化商品で新たな挑戦をし続けていらっしゃいます。
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いわき菌床椎茸組合
【住所】福島県いわき市渡辺町泉田字花立67‐1
【TEL】0246-56-0141
【HP】 http://www.goldshiitake.org/