からむし織の里フェアが奥会津の昭和村で7月21日と22日に開催されました。
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「からむし」は別名「苧麻(まお)」または「青苧(あおそ)」とも呼ばれています。
土用の丑の頃からお盆前までが収穫期です。
「苧引き(おひき)」とよばれる作業が見学できるのも、この時期だけです。
会場に到着するとまさに、織姫さんたちが「苧引き」作業中。
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昭和村には「織姫」制度があり、毎年織姫の募集があります。
一年間、村で生活をしながら、「からむし織り」を学ぶのです。
力加減が微妙で全行程の中で「苧引き」が一番難しいそうです。
この作業は男性では力があり過ぎてうまくいかないとか。
丁寧に皮を剥ぎ、中の繊維を取り出す作業です。
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取り出された繊維は2~3日乾燥させ、細くさき糸にしていきます。
この作業が苧績(おうみ)です。
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最初は切れたり、拠りがかからなかったり、これも難しい作業だそうです。
その後丈夫な糸にするために、糸車でよりをかける撚りかけ(よりかけ)と呼ばれる作業をします。
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紡いだ糸は昔ながらの機織機の、いざり機による手織り作業で織られていきます。
とても丈夫で、100年はもつといわれる反物です。
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体験コーナーは人気で予約制になっていましたが、普段も織姫会館では行われているというので、
体験は次回にさせてもらうことにして、畑見学のバスに乗せてもらうことにしました。
会場からバスで10分、「大芦」という集落に到着しました。
昔から「大芦」のからむしは質の良いものが採れたそうです。
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畑は囲われ、人が足を踏み入れないようにして栽培されます。
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早朝に一本一本、手作業で刈り取ります。
成長具合と長さ、茎の硬さをみながら、刈り取るわけですから、一斉に機械で刈り取ることは無理だそうです。
刈り取りから、織りまで全て手作業の「からむし」が高級品といわれる理由がよくわかりました。
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案内してくださった、役場職員の方のお話によると、
20年前に「織姫」の募集をした時は300件の問い合わせがあり、驚いたそうです。
一年が過ぎ、誰も村には残らないと思ったそうですが、定着する織姫さんがいたり、お嫁さんになった人もいて
「もしかしたら、昭和村って凄いとこなのか?」と改めて考えさせらたそうです。
総工費10億をかけた織姫会館、からむし会館の建設を始めようと強く思ったのは織姫さんたちが、
改めて「からむし」の素晴らしさと「昭和村」の魅力を教えてくれたからだとおっしゃっていました。
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今年で19期を迎える織姫制度にもとても興味がありますし、
会館でお会いした素敵な織姫さんや、村の名人にまたお会いしてお話を伺いたいので、
取材を続けてみようと考えています。