
2013年7月24日
今年3月にオープンした新しいスポット
棚倉町に今年の3月29日にオープンした、JA東西しらかわのファーマーズマーケット(農産物直売所)「みりょく満点物語」を訪れました。
お話を伺ったのは、店長の矢内敏浩さん。
この施設は、県内JA直売所として初めてレストランを併設したそうで、ほかにも会議室やコミュニティースペースがあります。
直売所であるファーマーズマーケットは、その日の朝に収穫した野菜をその日のうちに販売するゼロDAY野菜にこだわり、生産者・スタッフ一丸となって美味しくて新鮮な農産物を販売しているそうです。
棚倉町で主に生産されているものは、いちご(ふくはる香など)、トマト、きゅうり、ブルーベリー。
ブルーベリーのジュースやジャムなど加工品も並んでいました。


店内は広々としていて、木の香りがする居心地が良いスペースで、ゆっくりとお買い物が楽しめそう。
建物の中心にあるミルク工房では、JA管内の鮫川村の関根ファームさんへ新鮮な原乳を取りに伺い、店内のミルクプラントで牛乳とソフトクリームなどを製造し、販売しています。
牛乳とソフトクリームをごちそうになりました。
65℃で30分間の加熱処理を行っている出来たての牛乳(1杯100円)は、さっぱりしているのにコクがあります。そして後味はものすごく爽やかでした。
この牛乳は、「THE MILK 初搾り」としてとってもかわいいパッケージで販売されています。

THE MILK 初搾り 900ml 680円

ソフトクリーム 300円 200円(小)
ソフトクリームは、ふわっとした口どけと濃厚な牛乳の風味を味わえました。独特なふわふわした食感は、ソフトクリームを製造する機械にもこだわっているんだとか。
素敵なインテリアに囲まれた空間でおいしいお料理を
ミルク工房の横にあるドアを開けると、「ここはどこ?素敵な雰囲気のインテリアに囲まれた空間は何?」と別世界に来てしまったようで、しばらくの間ぼう然としてしまいました。
この施設のシンボルツリーから名付けられた旬彩レストラン『山ぼうし』です。
天井が高く開放感があります。

デザイナーさんがデザインした店内は、カラフルな椅子やおしゃれな照明、ソファー席やテラス席、きっちりと仕切られてはいないのですが空間ごとに雰囲気を変え、落ち着いてお食事出来る雰囲気。
ギャラリーのように様々な絵がディスプレイされ、中には矢内さんの自宅の階段に飾られていたものもあるんだとか。
インテリアが大好きな私は、我が家と同じ照明を見つけて嬉しくなりました。

こだわっているのはインテリアだけではないのです。
このレストランで提供されている食材は、地元産の新鮮な野菜を使用し、料理から季節を感じ目で見ても楽しめるような工夫をし、すべて一から手作りしているものばかりです。

この日のランチメニューは
A 韓国風マグロ丼 1300円
B 豚ロースのピカタ 980円
C サバの味噌煮 830円 など
ハーフバイキングになっており、旬の野菜を使用した前菜を好きなだけいただけます。
ドリンクバーは180円(ランチ利用の場合)で別料金になりますが、食後おしゃべりをしながらのんびり過ごせそうです。

「まだオープンしたばかりですが、これからは地域の情報の発信基地として、また、生産者と消費者の架け橋となって地域を盛り上げていきたいです!」とおっしゃっていました。
おしゃれな空間で棚倉町の自然を感じながらのお食事、新鮮野菜がずらっと並ぶ直売所は、地域のみりょく満点の素敵な場所でした。

ファーマーズマーケット「みりょく満点物語」
【住所】福島県東白川郡棚倉町大字下山本字愛宕平15-1
【TEL】024-565-3655
【営業日】年中無休
【直売所営業時間】9:30~18:00
【レストラン営業時間】
ランチ 11:00~14:30
カフェ 14:30~18:00
ディナー 18:00~20:00