3月9日と10日に代々木公園で開催された、ふるさとの食にっぽんの食全国フェスティバルへ行ってきました。
大きなうにの貝焼を売っていた、いわき市の商工観光部 専務主任の古川孝昭さんにお話を伺いました。
「福島出身の方が、郷土料理の貝焼きを見て、『久しぶりだなあ、懐かしいなあ』と
声をかけてくださることが多いです。」とのこと。
古川さんが心配されていたことは、
江戸時代から続く伝統技術がなくなってしまうのではないかということ。
貝焼きをつくっているのは60代、70代の職人さんたち。
しかし現在は、震災の影響もあり本来の仕事をなくし土木作業などをしているとのことで、
技術を伝承する機会がなくなってきていることを心配されていました。
今後は福島の「うにブランド」が回復するように
伝統を次の世代に渡していけるように、
活動していきたいとお話してくださいました。
このいわき市の他にも桃の無添加食品を販売するみずほフーズさんや、会津若松市が出店されていました。
今回は動画もありますので是非ご覧になってください。
各地域それぞれの取組みがあり、特色もよく出ていたのと、
皆さま来てくださるお客様と丁寧に接している姿が印象的でした。