第53回(平成24年) 福島県農業賞 集団活動部門・農村女性活動の部 を受賞された「百姓House」さんにお邪魔しました。
「百姓HOUSE」は女性3人で立ち上げた、会津伝統野菜「立川ゴボウ」の加工・販売所です。
以前も紹介した「立川ゴボウ」は会津坂下町の立川地区でわずかに生産されているゴボウで、
やわらかくて、強い香りが特徴です。
今回の受賞に関して、代表の古口さんは
「震災後は店を訪れる人も減り、風評から観光客も減ってしまい、閉店しようかと考えていた矢先の受賞でした。
お陰様で注目度があがり、店を訪れる人が多くなり、また頑張ろうと思いました。」とおっしゃっていました。
受賞による思わぬ効果に感激しておられました。
百姓HOUSEさんは、福島県農業賞の他にも、福島県農産物加工品コンクールでは、
平成19年度に「ごんぼクッキー」、平成20年度に「ごんぼと地鶏まぜらんしょ(混ぜご飯の素)」で
2年連続最優秀賞を受賞され、立川ゴボウのブランド化にも貢献しています。
新商品を開発するということは大変なことなのですが、日々のお客様との会話からヒントを得ることも多いと、
人との出会い、「お金儲けより、人儲け」を合言葉に温かい場所を築いていらっしゃいます。
古口さんは「誰にでも作れそうで誰にも作れないもの、どこにでもありそうで、ここにしかないものを作ってきました。」
とおっしっゃていました。
それは、食べなれている食材から逸品を作りあげるということなのだと思いました。
こちらの食品は全て手作り、無添加ということから、地元の若いお母さんたちも立ち寄ってはレシピを教わって帰るそうですが、
「同じ味にはならないのよ。」と言われるそうです。
やはり、百姓HOUSEさんにしか作れない味=商品なのです。
百姓HOUSEさんの3人の女性スタッフは意欲的に新商品の開発を継続されており、次々と新商品を生み出しています。
商品のコンスタントな売れ行きが維持されていることも、生産者の励みとなり、収穫量の少ない伝統野菜「立川ゴボウ」を
守っていくことに繋がっているのだと思いました。
百姓HOUSE(ハウス)
【住所】会津坂下町大字坂本字糠塚乙1147-1
【TEL】0242-83-5065
【営業時間】午前10時から午後5時まで 【定休日】月曜日