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今回ご紹介するのは「薄葉農園」さん。
西白河郡矢吹町で質にこだわったいちごを栽培している農家さんです。
まだ30代ながらも代表を務める薄葉一啓さんに話を伺いました。
薄葉さんが農園を始めたのは平成15年。
都内の大学を卒業後、栃木県のいちご農家で1年の修行を積み、
地元である矢吹町で本格的ないちご栽培を始めました。
始めに苦労したのは栃木県との風土の違い。
日照量が栃木県ほど多くはない矢吹町で、味に影響する気候・土質などの特徴をつかむのには時間がかかりました。
また、当初はどうしても収穫量を求めてしまい、味が落ちてしまった事も。
「当時、子供に食べさせた時に“美味しくない”とハッキリ言われました。子供は正直ですから(笑)」
量のみでなく質の向上を目指した薄葉さんは日々研鑽を重ね、ようやく納得できる味にたどりつく事ができました。
「とにかく体に覚えさせる事が大事なんです。その感覚を身につけるまで5年ほどかかりました。」
今では、その日の気候や湿度などに合わせた品質管理で、
甘く大粒な質の高いいちごをバラつきなく栽培できるようになったそうです。
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ハウスの中を見学させて頂きました。
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今まさに旬のいちごの真っ赤な色で埋め尽くされた美しいハウス内。
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いちご栽培は3月上旬に親株を植える事から始まり、12月から5月下旬頃まで出荷されます。
「とちおとめ」の特徴は糖度が高く大粒な所で、上手に作ると春まで大粒な物が収穫できるそうです。
12月末から収穫される一番果と、2月中旬から3月の二番果の時期がイチゴの旬とされ、
特に二番果は、甘みが強く美味しいとの事。
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こちらがその二番果。試食させて頂くと甘さと豊かな香りにビックリ!
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写真の様に種が赤く熟しているものが美味しいいちごになるそうです。
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農園は直売所「いちご工房」も兼ねています。
朝採れたてのいちごはここでしか買うことができません。
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一つ一つ丁寧に箱詰されたいちごはまるで宝石のよう。
「色々な販売所からもお誘いはありますが、お断りしています。
足を運んでくれるお客様との、顔の見えるお付き合いを大事にしています。」と話す薄葉さん。
その思いが通じてか、震災後、県外などへの出荷は減少してしまいましたが、
直売所へ来てくれるお客様の数はむしろ増えたそうです。
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「イチゴで笑顔に」
今後の目標を伺うと、
「より良い物を求めてさらに技術を磨いて、その技術を伝えていきたい。」
と力強く話して頂きました!
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その薄葉農園のいちごを使ったケーキ屋さんが同じ矢吹町にあります。
オーナーさんが同級生だという「ハッピーベリー」さん。
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オシャレな店内には美味しそうなケーキがたくさん。
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こちらが薄葉農園のいちごを使った「いちごのサクサクタルト」。
濃厚なカスタードがいちごのジューシーさをより引き立てています。
こちらも是非!
薄葉農園 いちご工房
【住所】〒969-0255 西白河郡矢吹町寺内660
【TEL/FAX】0248-43-2453
【営業時間】午前9時から午後5時まで 【営業期間】12月上旬から5月下旬まで
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Happy Berry ハッピーベリー
【住所】〒969-0261 西白河郡矢吹町弥栄63-2
【TEL】0248-44-5538
【営業時間】午前9時30分から午後6時30分まで 【定休日】火曜日・第2水曜日