11月24日と25日、いわき市田人町にて「たびとほっこり祭」が開催されました!
今回お邪魔したのは、メイン会場となった田人町旅人にある「田人ふれあい館」。
何と素晴らしい地名でしょう・・・。
古くから多くの旅人が目にしてきたであろう美しい紅葉に包まれながら、
会場は沢山の人でいっぱいでした。
場内では新鮮やさいが積まれた軽トラックが並ぶバザールや地元の特産品コーナーなどがあり、
田人町の豊かな自然が育んだ自然薯、こんにゃく、大根、花苗などが所狭しと販売されています。
田人町の特産品である自然薯を売られていてた農家さんに話を伺うと、
「風評被害の影響はもちろんあるけど、地元の味を伝えられる様にみんなで前向きに頑張っています。」
と明るく答えてくれました!
その言葉通り、屋台の食べ物やパフォーマンスを楽しんだりなど、
お祭りを満喫している皆さんの笑顔はとても輝いていました。
たびとほっこり祭の実行委員長である蛭田秀美さんに話を伺いました。
震災から一ヶ月後の、4月11日に起きた巨大余震で、
震源地となった田人地域には多くの被害がもたらされました。
その傷も充分に癒えぬままの昨年、祭を行うかどうか迷いつつも、
地元の皆に少しでも元気になってもらえる様にと思い切って開催したところ、
町の外からも多くの人が訪れてくれたそうです。
「沢山の想いがあって今年も開催する事ができました。そんな想いに応えるためにも町の復興へ向けて皆で頑張っていきたい。」
そう話してくれた蛭田さんに書いて頂いたメッセージは、
町のスローガンでもある “ほんとうに住み良い田人を目指して”
お孫さんを抱きながら微笑む蛭田さんの顔には力強い意志がみなぎっていました。
田人の情報満載のWEBマガジン
「ほぼたび。」
【URL】http://tabito.info/