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稲作の一年「稲刈り編」(喜多方市)

「ふくしま 新発売。」のスタッフ達と参加している「揚津棚田オーナー制度」の取材は4月の種撒きから始まり、
いよいよ秋!とうとう稲刈りの日を迎えることができました。第5回目の今回も快晴です!
私たちが参加している、棚田オーナーの田んぼに到着してみると黄金色に輝いた稲が豊かに実っていました。

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今年は水不足のため、水の管理がとても大変だったそうですが、会長さんをはじめ、
揚津地区のの方々が給水作業を一生懸命してくれたのだと伺い、本当にありがたく思いました。
稲刈り作業は、通常だとコンバインで一気に刈り上げていくのですが、今回は昔ながらの手刈りです。

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使いなれていない鎌を操るのは結構大変で、慣れない私は全身に力が入ってしまい、
腰を屈めた体勢により短時間でも体中が痛くなってきます。
今回稲刈りを手伝ってくださった揚津地区のお母さんたちは、一定のリズムでさくさくと刈り上げていきます。

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刈り取った稲の大体7株くらいを一束にまとめるのですが、これもまた難しい作業でした。
ワラを紐代わりにしてクルクルと縛りあげ、「さでがけ」と呼ばれる天日乾燥をします。
短期間に米を乾燥させる乾燥機に比べてゆっくり乾燥させる天日乾燥の米は、より美味しくなるのだと伺いました。

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棚田オーナー制度に参加して、田植え、田ころばし、稲刈り、さでがけ(乾燥)と、
全て昔ながらのやり方で稲作りを体験してきました。
手塩にかけて育ててきた稲です。
一本も無駄にはしないように、残らず刈り取りました。

今回で3回目の参加となる2組の棚田オーナーさんは、揚津地区で別のの田んぼも借りてお米を作っていらっしゃいます。
その方たちの田んぼの稲刈りもみんなでお手伝いしました。

田植えや稲刈り時に、お互いの作業を手伝い合うことを、「結(ゆい)」というそうです。
辛い作業だからこそ、「結」が大切なのでしょうね。

みんな大汗をかきながら、もくもくと作業に没頭。
「大変だけど、こんな経験はできないし、体を酷使することもたまには必要・・・
農家の方々の大変さを身をもって、体験することができたのは良い経験」と励まし合いながら頑張りました。

そして、「結」というのはとても清々しいものだと感じました。
翌日から3日ほどは歩くのがやっとで、全身の筋肉が悲鳴をあげていました。
しかし、筋肉痛以上の充実感と達成感を経験することができました。

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次回は、最終回となる収穫祭が行われます。
その時には、今回刈った稲が玄米になって渡される予定です。

 
【お問い合わせ先】特定非営利活動法人 喜多方市グリーン・ツーリズムサポートセンター
【URL】http://www.kitakata-gt.jp/tanada/


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