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絶品!!親バカトマト!!(いわき市)

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今回は、いわき市でトマトを生産されている『助川農園』を取材してきました。

東北にある福島県でも最南端にあるいわき市は、
晴れの日が続く冬期の日照時間は全国でも有数な長さで、雪もほとんど降りません。
太陽の光で美味しくなるトマトに適した土地ということもありトマト栽培が盛んな地域です。

お話を伺ったのは、助川農園の助川成光さんと奥様の弥生さん。

助川農園さんで作られているのは『親バカトマト』です。

「親バカですが我が家の自慢のトマトです。」ということで、 略して『親バカトマト』。

トマト自体は以前から作っていたのですが、助川農園さんが所属されている、
いわき市勿来地区のトマト農家で作られた組織『菊田施設園芸研究会』で
オリジナルの出荷箱を作ろうとこのキャッチコピーが生まれたそうです。

親バカトマトは“特別栽培農産物”に認証されています。
特別栽培農産物とは、有機農産物と同じように環境保全型農業による農産物で、
化学肥料の窒素成分量が地域で一般的に使用されている量より50%以上削減して栽培されるなど一定の要件を満たした農産物です。

私は“トマト”といえば夏というイメージがありましたが、
こちらでは11月~7月にかけて栽培されていて夏場の出荷はなく、
冒頭で書いたような、いわき市の気候とハウスでの栽培ということもあり
冬が本番なのだとか!

助川農園さんでは原発事故後、即座に安全を確かめるため土壌からトマトまで徹底的に自主検査を実施。
検出限界まで数字を出してもらい確認したところ、いずれも放射性物質は検出されませんでした。

ただ弥生さんは当時、出産前ということもあり、お子さんと一時県外へ避難していました。
始めは、親として子供に福島県産の野菜を食べさせることに強い抵抗を感じていたそうですが、
セミナーなどで放射性物質に関して学んでいくなかで知識がつき、不安は徐々に解消されていったとのことでした。

「生産者として、栽培するにあたって放射性物質に対し、これからもしっかりと“怖がって”、
細心の注意を払いながら作ります。」と話してくださいました。

 

さて、肝心な『親バカトマト』の味についてお伝えします。
今回は特別にハウスの中に入れていただき、大玉のトマトやミニトマト、
イエローアイコという黄色いトマトも食べさせてもらいました。

口に入れて噛んだ瞬間、旨味と甘さがジュワーッと口の中に広がって、すっごく美味しかったです。
あまりの美味しさに感動しました。お世辞抜きで本当に美味しかったです。

 

助川農園さんの『親バカトマト』は直売所でも購入できますし、
オンラインショップも開設されていますので是非、お試しください。

 

助川農園
【住所】福島県いわき市錦町荒谷72
【電話番号】090-7334-4551
【URL】http://suketoma.com/

 

おしまい


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