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2015年8月3日
福島市の街なか広場で開催された「街なかマルシェ」で出会った「ささき牛乳」さん。
その時の牛乳の味が忘れられず、ささき牛乳さんを訪ねました。
有限会社ささき牛乳 代表の佐々木光洋さんにお話をうかがいました。
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ささき牛乳さんは昭和35年、光洋さんのお父さんがホルスタイン1頭から牧場を始められました。
現在は家族で27頭の牛を育てているそうです。
ずっと牛乳を出荷していましたが、多くの酪農家の夢である「自分で作ったものをお客様に直接届けたい。」という想いを実現させるために、昭和62年夏「ささき牛乳」として自分の牧場で絞った牛乳を加工してお届けする形の経営を始められました。
牛に乳を長く出してもらえるよう負担を掛け過ぎないように飼育し、1日に搾る量は1頭から25kg、1日の出荷本数は900mlのビンに400本程度だそうです。
1日の作業は、朝5時頃からエサ、搾乳、掃除と続きます。
その後は牛乳の加工と畑仕事をし、夕方からエサ、搾乳、掃除という流れになっているそうです。
震災前までは自家製の堆肥を使用し、農場で牧草を生産しエサとして与えていましたが、震災以降は牧草を北海道から購入しています。
エサ作りから牛乳までこだわりをお持ちの佐々木さんは、今後、農場で生産した牧草に順次戻していく予定だそうです。
子牛から分娩までの2年間はこちらの牛舎で過ごします。
子牛は毛がふさふさしていて触れると気持ち良さそうです。
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ホルスタインの牛舎
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想像していたよりも牛はかなり大きくて驚きました。
目が愛くるしくて、よく見ると可愛い顔をしているんだなあと初めて感じました。
牛乳は、「低温保持殺菌法」で加工しています。
摂氏63度で30分殺菌する事で牛から搾った牛乳に近い風味のおいしい味になるそうです。
・美味しい
・安全
・手頃な価格
をささき牛乳創業当時から掲げ、このバランスを保ち、毎日おいしく飲んでもらいたいという想いで飼育、加工にあたっているそうです。
佐々木さんに牛乳をごちそうになりました。
味は、ミルキーで濃厚。
口の中にまったりと広がるのですが、さーっと消えて後味がとっても爽やか。
無料の牧場見学会を春から秋にかけて定期的に開催しているそうです。
牛はどんな動物で、どんな場所でどんな風に生産されているのかを知ってもらい、牛乳を味わって飲んで欲しいと始められたそうです。
見学会を開いて佐々木さん自身が改めて気付いたことがあったそうです。
「自分は話すのはそれほど得意ではなかったんですけど、見学会に参加してくださるお客様を前にすると、自分から話して伝えたいという想いが強く出てくるのと、みなさんに知って欲しいと思っていた事がたくさんあったんですよ。湧き出てくる想いに自分でもびっくりしています。」
とおっしゃっていました。
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なんと、見学会に3回参加された方は、まだ名前のついていない牛に名付けが出来るそうですよ。
自分が名付けた牛の牛乳を飲めるなんて、素敵ですよね。
予定は下記Facebookにてご確認ください。
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有限会社ささき牛乳
【住所】福島県福島市佐原字入左原50‐1
【営業時間 】9:00〜17:00
【TEL/FAX】024-593-2811/024-593-5011
【E-mail 】moo@f7.dion.ne.jp
【Facebook】https://www.facebook.com/fullmoo2