爽やかな羽鳥湖高原で味わいたい！ヤーコンソフト（天栄村）

天栄村は福島県の南部に位置し、東西に長い地形をしています。そのため東側の会津地方寄りの地域では雪が多く、西側は雪が少ないなど気候が異なるそうです。
豊かな森や湖、美しい山々や高原に囲まれ、観光と農業が共存し、おいしい農産物の宝庫でもある天栄村。
米の世界一を決める「米・食味分析鑑定コンクール：国際大会」（国内最大のお米のコンクール）7年連続で最高賞の金賞を受賞しており、お米の産地としても有名です。
また、福島県内で有数の収穫量の夏ネギである「天栄夏ネギ」は甘味が強く、7月から出荷が始まり春先まで生産されます。

そんな天栄村で15年ほど前から盛んに栽培されるようなった村の特産品の「ヤーコン」。
ヤーコンは見た目はサツマイモに似ていますが、生で食べることが出来ます。
中身はジューシーでシャキシャキした食感、ほのかな甘みがあります。
アンデス生まれで血液中の脂質改善と腸を元気にする便秘解消効果があると言われています。

私も直売所で見掛けるとよく購入して、サラダなどで食べていました。
きんぴらや天ぷらにして食べるのもオススメです。

道の駅「羽鳥湖高原」駅長の星明広さんにお話を伺いました。
　
ヤーコンソフトの開発は、ヤーコンの実自体にはあまりクセがなく食べやすいので、逆に特徴を出す事に苦労されたそうです。
さらに、技術的な面で、甘味があるヤーコンを粉末に加工する事は、実は難しいのだそう。特別な製法で粉末にしているのだとか。
　
特徴を出すために葉を混ぜ込み、きれいな色と風味豊かなソフトクリームが完成しました。
　
ヤーコンの加工品はこのソフトクリーム以外も沢山ありました。道の駅の看板商品になっています。
7月と10月に開催されている羽鳥湖高原ウォークの時に振る舞われるヤーコンカレーは、カレー好きの星さんが調理もされているそうです。参加者の方々にサクサ クとしたヤーコンの食感が大好評。人気のカレーをいつでも食べたいというリクエストに応え、レトルトカレーにして販売しています。
　
ヤーコンカレーとヤップルジュースとヤーコンうどんをいただきました。

ヤーコンうどんは、もちもち・つるつるでのどごしが良く、葉が練り込まれたおいしいうどんです。
麺のコシを楽しみたい方は、茹でた後冷たくして食べるのがオススメだそうです。
　
道の駅「羽鳥湖高原」のレストランではヤーコン定食（ヤーコンソーセージとメンチカツの定食・750円）があり、ここでしか食べられないことから大人気だそうです。