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安心安全を現地で体感「天のつぶ生産地福袋バスツアー」(相双地方)

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浜通り

安心安全を現地で体感「天のつぶ生産地福袋バスツアー」(相双地方)

2014年11月21日

10月5日に行われた「天のつぶ生産地福袋バスツアー」に参加させて頂いてきました!
今回は、県北地区にお住まいの方を中心とした35名の参加者が相双地区の植物工場やお米の全量全袋検査施設などを見学し、県産品の安心安全を現地で体感しました。
この日は福島テレビの浜中順子アナウンサーも一緒だったこともあり、現地ではもちろんのこと、移動中のバス車内はとっても盛り上がっていました!
ツアーはまず初めに、新地町にある新地アグリグリーントマト農園からスタートです。

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こちらでは、トマトをハウス内で養液栽培をしています。
養液栽培とは、作物の育成に必要な養水分を土を使わずに管から直接作物に与えて栽培する方法です。
ハウス内は、一定の温度に保たれており、真冬でもトマトを栽培することができます。
参加している子ども達からは「トマトは何で赤いんですか?」などの質問が出るなど積極的な姿が見られました。(実に含まれるアントシアニンという物質が赤くさせているそうです。)

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続いて向かった先は、相馬市にある「浜通り農産物供給センター」です。
ここでは、お米の全量全袋検査の様子を見学しました。福島県では、平成24年から放射性物質の基準値を超えるものは絶対に流通させないためにお米の全量全袋検査を行っています。
(参考ページ:県産食品の安全・安心を確保する取組み

一袋ずつ機械を通して検査をします。

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運ぶ際にも、重い玄米の袋が作業者の負担にならないよう、袋を真空吸引してクレーンで運ぶ機械を使っています。
実際の検査の様子を見ることができて、参加者のみなさんもより安心感が増したと話してくれました。

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そろそろ、お昼の時間…ということで、相馬市松川浦に移動です。

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「旅館いさみや」さんにて、復興チャレンジグルメ「一念ホッキめし」をいただきます!
お米は、もちろん福島県産の新米、天のつぶです。
震災前まで松川浦では「ホッキ」が水揚げされており、昔から漁師飯として「ホッキめし」が食べられていたのだそうです。

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参加者の皆さんの中でもひときわ仲良しの女の子チームでは、「味付けがおいしい!」とみんなでワイワイ。
天のつぶは、甘みがあり、粒もしっかりしているため、「ホッキめし」のような炊き込みご飯にもぴったりです。ホッキの食感と天のつぶのぷりぷりとした食感が見事にマッチし、さらに味付けの風味とお米の甘さが本当に良いハーモニーになっていました。香りも最高です。

食事の後は、少しお勉強の時間です。

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南相馬にある「南相馬ソーラー・アグリパーク植物工場」でエネルギーについて教えていただきました。
「南相馬ソーラー・アグリパーク植物工場」は、津波被災地を活用し、太陽光発電で植物工場を運営。ハウス内でサラダ菜やセロリを栽培しています。また、太陽光パネルなどでエネルギーが作られる仕組みも実際に体験をして学ぶことができます。
しかし、この日は残念ながら雨が降っていたために屋外での体験ができず、みんなで座学となりました。

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自然エネルギーはなぜ必要なのか、商業との融合は可能なのか…色々な観点からエネルギーについて考えました。
 
最後は、「南相馬市博物館」で相馬野馬追の見学です。
展示されている野馬追は実際の大きさを再現したもので、迫力満点でした!

博物館の方のお話を聞くことができ、とても勉強になりました。
野馬追の起源は、鎌倉時代よりも少し前に、平将門が野生の馬を放し敵兵に見立てて軍事訓練をしたことから始まります。鎌倉幕府成立後は、このような軍事訓練は取り締まられたため次第に消滅していきますが、原町の相馬太田神社が中心となり再興を図ったことからお祭りとして発展していったそうです。

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一日でたくさんのことを勉強することができました。
そんなみなさんには、最後にプレゼントがありました!

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天のつぶについて勉強をしたので、「天のつぶアンバサダー」認定証と、天のつぶと書かれたクリスタルです。
すてきなプレゼントをいただき、とってもたのしい一日でした。

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最後に福島テレビの浜中順子アナウンサーからメッセージもいただきました!
「今日は色々なものを見学、そして体感することができ、大人から子どもまでみなさんが楽しんで色々なことを学ぶことができたのでは?」と笑顔いっぱい。
 
福島県の新米は、今年も大変おいしいことはもちろん、安全安心なものがみなさんの元に届くようにできる限りの対策を行っています。
ぜひご家庭でも、福島のおいしい新米を召し上がってみてくださいね。


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