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震災後、全国のたくさんの方のご支援を受けて復興への足取りが日々力強いものとなっている福島県。
そしてご支援と共に多く聞かれるのが、福島のことをもっとよく知りたい、福島のものを手に取ってみたい・食べてみたいという声。
そのお声にお応えする意味も込めて4月12日に日本橋にオープンしたのが「日本橋ふくしま館 MIDETTE(ミデッテ)」です。
「ミデッテ」には「見てね・来てみてね」というお誘いの気持ちを、福島の方言的に表現したものです。
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Webサイト(http://midette.com/)にも記載されている通り、「福島県の首都圏情報発信拠点」として「ふくしまの「今」と「魅力・元気・活力」を見でってください」と動き始めたMIDETTE。
そのMIDETTEの魅力と込められた思い、そしてこれからについて、館長でいらっしゃる加藤泰広さんにお話をうかがいました。
今回はその3です。
その1 福島への想いが集まる場所 (2014年10月6日公開)
その2 『福島の美味しいものが手に入る』という期待にこたえるために(2014年10月7日公開)
その3 みんながつながる場所に (2014年10月8日公開)
再生への歩みを知るきっかけに
生産物や加工品・特産品だけではなく、MIDETTEのイートインコーナー脇には、福島県の地元新聞や広報誌など福島県の情報が豊富に取り揃えてあります。
「福島の支援をしたい・もっと知りたいとおっしゃる方が良く訪れてくださいます。そういった方々を始めとした多くの方々にとって、MIDETTEが“福島の再生への歩みを知るきっかけの場”になってくれればと考えています。」
と加藤館長。
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さらに私が驚いたのは「福島県内の求人情報」があったこと!
「福島へのUターンやIターンを考えていらっしゃる方にはどんどん使って頂きたい。実際にこちらの情報をご覧になってアクションを起こしていただいています。」
とのこと。まさに情報発信拠点の面目躍如ですね。
そして福島県内と県外の方に向けてメッセージをいただきました。
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県内の方に対しては、
「視察にいらっしゃったり、催事でPRにいらっしゃって欲しいです。そして県外の方の声を聞いて欲しいです。また、県内の今の情報を私たちにも伝えて頂きたいと思います。
さらに、MIDETTEには福島県内の自慢の逸品がたくさんあるということを見て・知って、福島の魅力を伝える場所が首都圏にもあるよ!ということを知り合いにもぜひ伝えて頂きたいです。」
つづいて県外の方に対しては、
「福島に対する想いは色々とあるかもしれないですけれども、まずは来て・見てもらいたい、知ってもらいたいです。そしていずれはここを自分の故郷のようにホッと一息つける場に感じて頂ければと思います。」
加藤館長は微笑みながらそうおっしゃいました。
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地域に根差す、そんな店に
最後に今後の展望についてお聞きしました。
「福島の情報を発信するそのことは当然のことです。それとともに、この東京・日本橋という地域に根差す、そんな店にしていきたいですね。
日本橋には福島県以外にもいろいろな県のアンテナショップもありますので、そういったところとも連携をしていきたいと考えています。
また日本橋は“COREDO日本橋”がオープンしたことも相まって大変な注目エリアですから、日本橋の発展にも寄与したいと考えています。」
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さらにこんなこともおっしゃいました。
「そして日本橋には歴史もある。この前、地元のお店にご挨拶しに行ったら100年以上も続くお店だと知りました。そこで、100年も歴史があるということで、老舗ですねと言ったら“いえいえ100年では新参です。300年続いているところもありますから”と返されてしまって。これはすごい所にきてしまったな、と思ったと同時に、その場所に今いることの価値を感じました。」と加藤館長は笑顔をのぞかせました。
この歴史ある日本橋という街から新しい話題のムーブメントが起き、そこに新たに再生を期す福島の窓口がうまれて、そのムーブメントの一翼を担う。大変象徴的で運命的な話だな、と思いました。
福島県の情報発信拠点という枠を超えて「みんながつながる場所」として輝き始めたMIDETTE。ぜひみなさんも足を運んでください!