Clik here to view.

Image may be NSFW.
Clik here to view.
Image may be NSFW.
Clik here to view.
2014年4月4日
今回は、一昨年もレストランを取材させていただいた東和季の子工房さんを訪れました。
シェフの武藤洋平さんはイベントなどの取材で何度もお会いし、いつも親切にいろいろ教えていただいている、優しくて素敵なシェフなんです。
建物は蚕室をリフォームしてレストランにしたそうです。
オーベルジュ(泊まれるレストラン)としても営業されていて、農家体験などをしながら自然を感じ、ゆっくりと過ごせる場所です。
Clik here to view.

Clik here to view.

テラスからの眺めが素晴らしいのですが、伺った日はお天気が悪く残念でした。
以前訪れた時の絶景の眺めやお料理はコチラ
レストランでは、本業のなめこ栽培で作られたなめこと季節の美味しい地元の野菜を使用した創作料理を提供しています。
Clik here to view.

調理の専門学校で学ばれ、東京の人気レストランで修行された洋平さんの料理のアイディアとスタイリングのセンスには、今回も驚かされっぱなしでした。
ランチコース(1500円+税)をいただきました。
Clik here to view.

前菜
なめこのフリット・有機リーフレタスと生ハムのサラダ・大根のステーキ・ニンジンとココナッツ・菜の花のソテー
キャンバスに絵を描いたような春めいた前菜の盛り合わせは、食べるのがもったいほどでした。
大ぶりななめこのサクッとしたフリットは食べ応えがあり、大根のステーキは生の食感を残しザクザクしていて、ニンジンとココナッツは調理せずニンジンそのままの甘みを感じました。
Clik here to view.

丸ごと寒じめほうれん草のポタージュ
一口飲んだらほうれん草の香りと甘さが体中に染み渡るくらい、ものすごく濃厚なポタージュでした。
濃いグリーンがきれいです。
Clik here to view.

なめこと春菊のスパゲティ
なめこにじっくり火を通しているので旨味が凝縮され、旬の春菊と合わせ爽やかな味です。
なめこの水分をとばす事でなめこの噛みごたえが増し、歯ごたえとヌルッとした食感を味わえました。
ランチには、他にデザートとコーヒーが付きます。
Clik here to view.

Clik here to view.

ランチとは別料金になりますが、なめこのピザ(900円+税)も大人気。
お母さんは地元で評判の天然酵母のパンを作られていて、ピザ生地にもふっくらやわらかくモチモチの天然酵母の生地を使用しています。
なめこと甘い味噌のソースと大葉とチーズの相性がピッタリです。
(お持ち帰りも出来ます。)
大きさが違うなめこの食感を生かしたメニューやアイディアは、なめこを知り尽くした農家さんだからこそ出来るものだと思いました。
レストランを開業した9年前は地元の食材や野菜にはこだわらない料理を作られていたそうですが、野菜本来の底力に出会った時の嬉しさや畑で採れたて野菜を食べた時の衝撃により気持ちが大きく変わったそうです。
それからは、「農家と消費者を繋げる役目をしたい!」と地元の食材や近所の仲良し農家さんのこだわり野菜を使用しているそうです。
「美味しい食材のそのままの味を知ってもらいたい。」となるべく手を加えないようにしているんだとか。
Clik here to view.

Clik here to view.

『農家さんのこだわり、想いが伝わりますように。』
同じ野菜でも収穫の時期により味が違うので、料理も変わってくるそうで、その日の食材の味でメニューを考えられるそうです。
野菜の食べ方の新しい発見や美味しさを改めて感じさせられました。
季の子工房さんには、ほんとうの野菜の味がありますよ♩
ランチコースの「なめこと春菊のスパゲティ」のレシピを教えていただきました。
なめこと春菊のスパゲティ
Image may be NSFW.
Clik here to view.
材料:2人分
春菊(食べやすい大きさ) 1袋
にんにく(みじん切り) 1片
アンチョビフィレ(みじん切り) 2枚
ブラックオリーブ(みじん切り) 6粒
オリーブオイル 大さじ2
なめこ(水に浸ってないもの) 200g
にんにく(みじん切り) 1/2片
塩 適量
ブラックペッパー 適量
オリーブオイル 適量
パスタ(スパゲティ) 180g
塩水(濃度1%) 3リットル(塩30g)
Clik here to view.

- 熱したフライパンにオリーブオイルをひいて、なめこを中火で焼く。なめこを入れたらしばらく揺すったりせず放っておくのがポイント。なめこから水分が出なくなったら火を止めにんにくを入れ、塩、ブラックペッパーで少し強めに味を整える。
- 沸かした湯に1%の塩を入れ、パスタを袋に書いてある時間より1分短い時間で茹でる。
- パスタを茹でている間に、フライパンにオリーブオイル、にんにくを入れ弱火で香りを移す。
- にんにくが色づいてきたらアンチョビ、パスタの茹で汁80cc、ブラックオリーブを入れ、汁が白っぽくなるようにフライパンを揺する。
- パスタが茹で上がる直前に湯に春菊を入れ、パスタと共によく湯をきり、4のフライパンに1と共に入れて全体をよく混ぜ合わせる。
- きれいに皿に盛って召し上がれ。
Image may be NSFW.
Clik here to view.
Image may be NSFW.
Clik here to view.
東和 季の子工房
【住所】〒964-0111 福島県二本松市太田字一本松7番地
【TEL】0243-46-2166
【URL】http://namekoya.web.fc2.com/index.html
※ランチとディナーは3日前まで要予約。1日2組まで。
ディナーは、2000円+税〜になります。
(記事:ウニッコ情報員)