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2013年12月3日
新そばの季節になり、美味しいそばが食べたくなります。
とある情報誌で「裁ちそばの刺身」というちょっと変わったそばの写真を見つけ、味わってみたくなり取材に伺いました。
福島市内から西へ約15km、「裁ちそば 紅葉亭」さん。
ちょうど取材に伺った時期は、テラスからの紅葉が色づき始めた景色が素晴らしく、しばらく眺めていました。
このような所でそばを食べられたら最高です。
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店主のご主人である島崎邦昭さんにお話を伺いました。
蕎麦を食べ歩くのが趣味だった島崎さんは、今まで食べて来たものとは全く違う蕎麦に出会いました。
南会津町 湯ノ花温泉 宿・紅葉館の裁ちそばです。
裁ちそばとは?
そばの切り方が布を裁つ姿に似ているところから名付けられ、檜枝岐村が有名。
丸く伸ばしたそばの生地を何枚にも重ね2等分し、1列ずつ定規を使わずに包丁を引いて切る打ち方です。
そば粉100%でつなぎを一切使わないために畳むことが出来なかったことからこの方法が生まれました。包丁を引いて切るので、切り口が美しくなり、繊細でも歯ざわりの良いそばに仕上がるそうです。
紅葉亭さんのそば粉は、南会津産の在来種と北海道新得産の玄そばを使用。
自家製粉所で石臼挽きぐるみで製粉し、その日に提供するそばのみを毎朝吾妻山の伏流水を井戸汲みして、そば粉100%で打っています。
挽きたてにこだわり、今年の5月から自家製粉所で挽いているそう。
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さて、「裁ちそばの刺身(470円)」をいただきました。
幅広で平たく切られた刺身は、粉の食感を強く感じ、プリッとした歯ごたえと香りと味がストレートに伝わります。しかも、弾力が強いので噛んでいると、甘みが増していくのです。
わさび醤油でいただきます。
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「あげそばがき(2個470円)」という気になるメニューを見つけ、こちらもいただきました。
まわりはサクサク、中身はとろりとしていて、口の中で溶けてしまいます。
自家製のじゅうねん(エゴマ)みそが甘辛で香ばしく、そばの風味と相性バッチリ。
皿そばや鴨南蛮そばなども大人気。
すぐに完売してしまう時もありますので、前もって連絡をいただければ、午後3時までは取り置きしていただけます。
そば打ちは「練る」「伸ばす」「切る」という単純な作業ですが、「お店を開店して約12年経った今でも、まだまだ目標としている味には到達しないんですよ。」と謙虚な島崎さん。
そばの奥深さを毎日実感しているんだとか。
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店主の島崎文恵さんとご主人の邦昭さん
10月19日から新そばを使用しています。
福島盆地を一望出来る紅葉亭さんに伺って、景色と風味豊かなそばを堪能してはいかがですか?
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裁ちそば 紅葉亭
【住所】〒960-2262 福島県福島市在庭坂字桃畑39
【TEL】024-591-1785
【営業時間】11:00~なくなり次第終了
【定休日】木曜日(祝・祭日は営業)
【HP】http://www13.ocn.ne.jp/~kouyoute/