今回は世田谷ボロ市での復興支援物産展に行ってきました、
「ボロ市」というイベント、名前はなんとなく聞いたことありませんか?
それもそのはず、ボロ市の歴史はなんと約400年以上と言われています!
北条氏政が世田谷で楽市を開いたことがはじまりだと言われていて、
今では世田谷を代表するイベントとなっています。
約400年以上の歴史を生き残ってきたボロ市には、とても多くの人が集まっていました。
出店されている北條農園(福島県白河市)の北條雄三さんにお話を伺うことができました
「ここまで人がいるイベントはすごい。こんなに多いなんて知りませんでした。
以前、オフィス街でやったときは予想の半分しか売れなくて、場所って大事だな、と思いましたね(笑)」
来てくださる方々とは、品質の特徴についての話をしたり、
味や品質の違いや、食べごろの時期などを案内しています。
去年イベントに参加したときは、「いりません!」と断られてしまうこともありましたが、
今年はそういうことがないので、少しずつ認識が変わってきたのかなと感じています。
でも、今回のような事故があったことがきっかけで、
福島県外の人に、福島の農産物を知ってもらえる機会がある面も正直ありますので、
内にこもらずに外に出ていくことができると考えれば、
その点は良かったかな、と思ったりもします。
このようなイベントに参加して直接販売することで、安心して手にとってもらえればと思います。」
(北條雄三さん、娘さんの梨恵さんと旦那様の仁志さんも一緒に。)
次に、福島県農産物流通課の渡邉耕史主査に、
お客様とはどのようなお話をされているのですか?と伺ったところ、
「福島がんばってねーっというようなことを、言われることはあります。
でも最近では、おいしいから買うんだっていう話になってきているので、
お客様の気持ちも変わってきているのかな、と思いますね。」とおっしゃっていました。
ここ福島県のブースでは、ゲーム大会を開催していました。
実は前日に持ってきていた、会津産コシヒカリが売り切れてしまったため
急遽ゲーム大会を開いていたのだそうです。
お米のかぶりものをした農産物流通課の馬場さんや、ライシーホワイトたちの活躍で
ゲームは大盛り上がり。多くの方々の方の注目を集めていました。
(左からライシーホワイトの石森さん、安斎さんはじめ福島県のスタッフの面々)
次回はどこで”お米のかぶりもの”に出会えるか、楽しみですね!
ボロ市
【開催日】毎年1月15・16日と12月15・16日
【開催場所】ボロ市通りを中心に、世田谷通りの一部、上町・世田谷駅周辺