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なしの季節になりました!(相馬市)

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なし

浜通り

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2013年9月17日

今回は秋の味覚、梨をご紹介します。
お話を伺ったのは、相馬市で梨を40年栽培している「JAそうま なし部会部会長」の辺見勝博さんです。
 
梨の旬の時期といえば9月~10月中旬ですが、実際の収穫は8月下旬から11月中旬まで行っています。一番初めに収穫するのは、「幸水」です。

写真は、収穫されたばかりの幸水です。
今年の春が低温だったため、例年と比べるとやや小ぶりだそうですが、甘くおいしい梨ができました。
 
実際に、私もいただきましたが、果汁が滴る程みずみずしく、さわやかな甘みがありました。
贅沢にも1個丸かじりをしてしまいました!

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相馬市では、梨を栽培している農家の方々が多くいらっしゃいますが、それには理由があります。
相馬市は昔からお米を栽培できる適地が少なく、桑畑が多くありました。後に桑の需要が少なくなり、梨栽培に経営転換する農家が増えていったこと。

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そしてもう一つは、土が粘土質であることなのだそうです。
 
粘土質の土壌では樹は根を張りにくくなります。すると果樹は根が張れないことにストレスを感じるそうで、その作用が巡り巡って果実を甘くするのだとか。
甘い実を結ぶ果樹を栽培するのに適した土地だったのですね。

果樹栽培には手間と時間がかかるというのは想像がつくのですが、実際に収穫の時期以外はどのようなことを行っているのか伺ってみました。
 
収穫が終わる11月下旬からは、「剪定」と「誘引」という作業を行います。
「剪定」は良い枝を残しながら枝を切ること、「誘引」は枝を棚に括りつけていくことです。
4月~5月は「交配」を行い、その後は収穫まで「摘果」を行います。
この「摘果」という作業は、実が5ミリ位に成長すると、良い実がなるために不必要な実を落としていくことです。
果樹栽培は、1年中気が抜けないんですね。
 
梨は苗を植えて収穫ができるまでに4年程かかるそうです。
最近ではその期間を短縮するために、新たに「ジョイント栽培」という栽培方法が編み出されていると伺いました。

苗を長く伸ばし、接ぎ木をするという方法です。白い紐で木と木を繋いでいます。
このようにすると、木が自然に繋がり、2年程で収穫ができるようになるのだそうです。
味は、通常通り栽培したものとほとんど変わりないそうで、現在は全国的にもこの栽培方法が広がりつつあります。

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最後に、今回お話を伺った辺見勝博さんです。
 
おいしい梨を作る秘訣をたくさん教えていただきました!
この後の時期は、「あきづき」と「新高」が収穫されます。どれも甘みがありますが、微妙に味がちがうとのことです。
 
ぜひ、秋の味覚を食べ比べてみて下さいね。

今回お伺いした場所

JAそうま

【住所】福島県相馬市鹿島区横手字川原185番地1
【電話】0244‐67‐2702


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